大腸ポリープ切除(日帰り手術)について
大腸ポリープ切除(日帰り手術)について
大腸ポリープの多く(腺腫性ポリープ)は、放置すると将来的に大腸がんへ進行する可能性があると考えられており、発見された時点での切除が推奨されます。当院「おなかとおしりのクリニック東京大塚」では、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)中に見つかったポリープのうち、大きさ・形状から安全に切除できると判断した小〜中型のものを、その場で切除する「日帰り手術」に対応しています。この場合、入院は不要で検査当日にご帰宅いただけます。
一方、大きなポリープや切除にリスクを伴う病変は、無理にその場で切除せず、入院設備のある連携医療機関へご紹介します。すべてのポリープが日帰りで切除できるわけではなく、安全性を最優先に医師が判断します。
「ポリープがあると言われたけれど、すぐに手術が必要?」「仕事を何日も休まないといけない?」「切除後に気をつけることは?」──このような疑問や不安をお持ちの方も多いかと思います。
本ページでは、切除が必要な大腸ポリープの種類、当院で行っている内視鏡的切除の方法と当日の流れ、費用の目安、切除後の注意点について解説します。大腸ポリープという病気そのものについて詳しく知りたい方は「大腸ポリープとは(症状・原因)」も併せてご覧ください。
大腸ポリープが見つかった場合、その性質や大きさに応じて内視鏡による切除が行われます。特に「腺腫性ポリープ」や「鋸歯状病変(SSA/P)」などのタイプは、大腸がんに進行する可能性があるため、発見された段階での切除が強く推奨されます。
当院では、検査中に発見されたポリープについて、患者様の全身状態やポリープのリスクを評価した上で、安全に切除できると判断した場合に限り、その場で切除を行っています。この場合は切除のために改めて日程を組み直す必要がないため、お仕事などで忙しい方にも選ばれています。
一方で、大きなポリープやがんが疑われる病変など、日帰りでの切除が適さないケースでは、入院設備のある連携医療機関へご紹介し、適切な環境で治療を受けていただきます。「その場で全部取ってもらえる」わけではない点は、あらかじめご理解ください。
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検査中にポリープ切除、処置後も痛みがありませんでした
鎮静剤を使った大腸内視鏡検査で、痛みやつらさはありませんでした。検査中にポリープが見つかり、その場で切除していただきましたが、処置後の痛みもなく安心できました。ふらついたときも看護師さんが気遣ってくださり心強かったです。
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10年ぶりでも不安なく。気づいたら終わっていて驚きました
10年ぶりの大腸検査で少し不安でしたが、麻酔(鎮静剤)のおかげでいつの間にか終了していました。その場でポリープも取っていただき(良性でした)、腸内写真も頂けて安心感が増しました。先生も優しく、ここにしてよかったと思います。
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先生が優しく、ポリープ切除も不安なく受けられました
優しい先生です。ポリープ切除も何の不安もなく済むことができ、快腸ならぬ快調です🎵
※感じ方には個人差があります。ポリープの大きさ・形状・状態などにより、当日切除できない場合があります。詳細は診察時に医師が判断します。
(Googleマップの口コミより引用)
大腸ポリープの切除には、ポリープの大きさ・形・位置・がん化の可能性などに応じて、いくつかの方法があります。以下に代表的な3つの方法をご紹介します。

直径が5mm前後までの小さな良性ポリープに対して行う方法です。通電(電気)を使わず、専用の鉗子やスネア(輪状のワイヤー)で挟んで切除します。

6mm以上のやや大きめのポリープや、形が平坦なものに対して行われます。生理食塩水などをポリープの下に注入して浮かせ、スネアで切除します。
10mm以上の大きなポリープや早期がんが疑われる病変に対して行う高度な切除技術です。粘膜下層を丁寧に剥がしながら、病変を一括で切除します。

当院で日帰り切除の対象となるのは、主にコールドポリペクトミーやEMRで安全に切除できる小〜中型のポリープです。ポリープの状態に応じて適切な治療の場をご提案し、患者様の安全を第一に対応しております。
当院の大腸ポリープ切除は、大腸内視鏡検査の流れの中でそのまま行います。切除のためだけに別日程を確保する必要はありません。ここでは、ご予約から帰宅までの流れをご紹介します。
事前診察・ご予約
検査前に診察を行い、服用中のお薬(特に抗血栓薬)や持病を確認します。WEBからもご予約いただけます。
検査前日〜当日朝
前日は消化の良い食事をとり、当日は下剤で腸をきれいにします。下剤の種類と飲み方はこちらで詳しく解説しています。院内での下剤服用も可能です。
大腸内視鏡検査+ポリープ切除(15〜30分程度)
鎮静剤を使用し、ウトウトした状態で検査を行います。ポリープが見つかった場合は、大きさ・形状・リスクをその場で評価し、安全に切除できると判断したもののみ切除します。日帰りでの切除が適さないポリープは切除せず、後日、連携医療機関での治療をご案内します。
休憩・結果説明
リカバリースペースで30分〜1時間ほどお休みいただいた後、画像をご覧いただきながら医師が結果をご説明します。
当日中にご帰宅
切除したポリープは病理検査に提出し、後日の再診で結果をご説明します。鎮静剤を使用した場合、当日のお車・自転車の運転はお控えください。
「すべてのポリープがその場で切除できるわけではない」という点も重要です。以下のようなケースでは、その場での切除が難しく、後日専門施設での治療や入院対応となることもあります。
一方で、上記に該当しない小〜中型のポリープであれば、多くはその場で安全に日帰り切除が可能です。内視鏡検査前の問診・説明の中で、担当医がリスクと対応方針について詳しくご説明しますので、ご安心ください。入院や高度な治療が必要と判断した場合は、東京大学医学部附属病院・帝京大学医学部附属病院・板橋中央総合病院・都立大塚病院など、連携する高度医療機関へ責任を持ってご紹介します。

切除後は一見「治療が終わった」と感じやすいのですが、体の中では切除部位が回復している最中です。術後の過ごし方によっては、遅れて出血などが起こることもあるため、以下のポイントをお守りください。
具体的な食事メニューの例や、普通の食事にいつから戻せるかの目安については、院長コラム「大腸ポリープ切除後の食事と過ごし方」で詳しく解説していますので、切除を受けられた方はぜひご覧ください。
ポリープ切除後に起こりうる代表的な合併症には、以下があります。
術後すぐではなく、2〜3日後に遅れて出血が起こることもあります。
便に鮮血が混じる、持続的な出血が見られる場合は、早めに当院までご連絡ください。
非常に稀ではありますが、ポリープの位置や腸の状態によっては、腸に小さな穴が開いてしまうこと(穿孔)が起こることもあります。術後に以下のような症状があった場合は、速やかに医師にご相談ください。
※当院では、万が一の合併症にも備えて、近隣の高度医療機関と連携した医療体制を整えています。
大腸ポリープの内視鏡切除は、健康保険が適用される医療行為です。自己負担額は保険の負担割合(1割〜3割)やポリープの数・大きさ・切除方法などによって変動します。
下記料金表はあくまで目安となります。
| 1割負担の方 | 2割負担の方 | 3割負担の方 | |
|---|---|---|---|
| 大腸ポリープ切除 | 約7,000〜10,000円 | 14,000〜20,000円 | 約20,000〜30,000円 |
※切除するポリープのサイズや数によって費用が変わる可能性があります。
なお、大腸ポリープ切除は生命保険・医療保険の手術給付金の対象となる場合があります。詳しくは院長コラム「大腸ポリープ切除と生命保険の給付金」をご覧ください。
術後の経過が安定していれば、再診のタイミングは医師の判断によって異なりますが、ポリープの大きさや組織の性質(病理結果)により、半年〜1年後に再検査を行うことがあります。
また、切除後のポリープの病理検査結果が届き次第、再発のリスクや今後の方針についても詳しくご説明いたします。
大腸ポリープの切除・日帰り手術について、患者様からよくいただくご質問にお答えします。
A. 大腸の粘膜には痛みを感じる神経がないため、ポリープの切除そのものに痛みはほとんどありません。当院では鎮静剤を使用した検査を行っており、ウトウトした状態のまま切除まで完了する方がほとんどです。
A. 日帰り手術のため入院は不要で、翌日からデスクワークなど通常の生活に戻れる方がほとんどです。ただし、力仕事や激しい運動、出張・旅行は約1週間お控えいただくことをおすすめしています。
A. おおむね20mm以上の大きなポリープ、がんが強く疑われる病変、抗血栓薬を服用中で休薬の調整が必要な場合などは、安全のため後日の切除や連携する高度医療機関でのご対応となることがあります。
A. 切除後およそ1週間はお控えください。アルコールは血流を促進するため、切除部位からの遅発性出血のリスクを高めると考えられています。
A. 腺腫性ポリープは、時間をかけて大きくなりながら、一部が大腸がんへ進行する可能性があると考えられています。小さいうちに切除すれば体への負担も少なく済むため、指摘を受けた段階での検査・切除をおすすめします。
A. はい、大腸ポリープの内視鏡切除は健康保険が適用されます。3割負担の方で約20,000〜30,000円が目安です。また、ご加入の生命保険・医療保険によっては手術給付金の対象となる場合があります。
大腸ポリープは、多くの場合自覚症状がないまま進行し、中には将来的に大腸がんへと進行してしまうケースもあります。「検診でポリープが見つかった」「便潜血陽性で精密検査を勧められた」「内視鏡に不安がある」といった方も、ぜひお気軽にご相談ください。JR大塚駅南口から徒歩1分、豊島区・池袋・巣鴨エリアからも通いやすい立地です。
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