おならが勝手にでる(よく出る・臭い・自然にでる)
おならが勝手にでる(よく出る・臭い・自然にでる)
「最近、おならの回数が多い気がする」「においがいつもと違って、異常に臭い気がする」──そんなお悩み、誰にでも一度はあるかもしれません。でも、それがずっと続いていたり、においが我慢できないほど強烈だったりすると、「これってどこか悪いのかな?」と不安になりますよね。
おならとは、肛門から排出される気体のことです。その正体は、飲食時や緊張したときに飲み込んだ空気と、大腸内の細菌が食べ物を分解する際に発生したガスが混ざったものです。おならが腸内に溜まることは、誰にでも起こる自然な現象です。しかし、病気や食生活の影響でガスの量が増えると、おならが頻繁に出たり、お腹の張りが気になったりすることがあります。
これらの症状は、腸内でガスが過剰に発生することが主な原因ですが、それ以外にもさまざまな要因が考えられます。おならが頻繁に出る、お腹の張りが続くといった症状がある場合は、自己判断で放置せず、消化器内科の専門医にご相談ください。
当院は、おなかの専門クリニックとして、こうしたお悩みに丁寧に対応いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
まず最初に知っておいてほしいのは、おならが出るのは誰でも当たり前という事です。
私たちの腸の中では、食べた物を消化・吸収する際にガスが発生します。それが肛門から出ていくのが“おなら”。ですので、おならが出る事自体は正常な生理現象なのです。
ですが、「最近とにかく回数が増えている」「音やにおいが気になる」「家族にも指摘される」──そんなときは、食事内容や生活習慣、さらには体の内部に原因が潜んでいる可能性があります。
「おなら=腸の問題」と思われがちですが、実は胃の調子も深く関係しています。胃酸の分泌がうまくいかないと、食べ物の消化が不十分なまま腸に送られ、そこで過剰に発酵してしまいます。
胃もたれ、げっぷ、食欲不振などがある方は、胃の不調が原因で腸にも影響を及ぼしている可能性があります。そのため、胃と腸の両方をしっかり診る事が大切です。
私たちは、食事や飲み物を摂る際に、無意識のうちに多くの空気を一緒に飲み込んでいます。この空気の大部分は窒素で、体内では吸収されません。そのため、通常はげっぷやしゃっくりとして口から排出されます。
しかし、すべての空気を口から出し切れるわけではありません。出し切れなかった空気は腸内に溜まり、ガスとして滞留します。その結果、おならが頻繁に出るようになるのです。
空気を飲み込みやすい生活習慣
次のような習慣がある方は、特に空気を飲み込みやすく、呑気症(どんきしょう)を発症しやすいと言われています。
特に、ストレスを抱えやすい方は、気づかないうちに唾液と一緒に空気を飲み込む回数が増えるため、呑気症になりやすい傾向があります。
慢性胃炎は、胃の粘膜に生じた炎症が長期間続いている状態です。発症原因の約80%は、ピロリ菌の感染によるものとされています。
主な症状
慢性胃炎を発症すると、以下のような症状が現れます。
これらの症状は、胃の炎症によって消化機能が低下することで起こります。
放置した場合のリスク
ピロリ菌感染を治療せずに放置すると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に進行するリスクがあります。また、長期間の炎症は胃がんのリスクを高める可能性もあるため、注意が必要です。
<div class=”btn01″><a href=”https://onaka-oshiri.clinic/disease/chronic-gastritis/” rel=”noopener noreferrer” target=”_blank” onClick=”gtag(‘event’,’action-web_yoyaku_option’, {‘event_category’:’web_yoyaku’,’event_label’:’慢性胃炎の詳細はこちら‘})”></i>慢性胃炎の詳細はこちら</a></div>
本来あまり細菌のいないはずの小腸に、細菌が異常に増えてしまう病気です。腸内での発酵が過剰になり、大量のガスや悪臭を伴うおならが発生します。栄養の吸収が悪くなる事もあるため、慢性疲労や体重減少を伴う事も。
検査では大きな異常が見つからないのに、腹痛や下痢、便秘などの便通異常が慢性的に続いている場合、過敏性腸症候群が疑われます。
この病気の原因として、以下のようなストレスが発症に関わっていると考えられています。
過敏性腸症候群では、便通異常だけでなく、腸内にガスが溜まりやすくなることも特徴です。そのため、「人前でおならが出そうになって苦しい」「おならを我慢するのがつらい」といったお悩みを抱える方も少なくありません。
また、意図せずおならの臭いが漏れてしまい、人前に出ることに強い不安を感じたり、日常生活に支障をきたしたりする場合もあります。
炎症性腸疾患は、免疫機能に何らかの異常が生じ、本来は体を守るはずの免疫が誤って大腸を攻撃してしまい、炎症を引き起こす病気です。
代表的な疾患として、潰瘍性大腸炎とクローン病の2つがあります。これらの病気は、若年層を中心に発症することが多く、以下のような症状が現れます。
治療について
炎症性腸疾患の治療は、薬物療法が中心となります。重要なのは、自覚症状が消えたからといって治療を終了できるわけではないという点です。炎症をコントロールし、再燃を防ぐために、長期間にわたる継続的な治療が必要となります。
大腸がんは、発症初期にはほとんど自覚症状が現れません。また、便潜血検査を受けても、直腸から離れた場所に発生したがんは見つけにくいという特徴があり、早期発見が難しい病気とされています。
主な症状
大腸がんが進行すると、以下のような症状が現れることがあります。
さらに、がんによって腸が狭くなると、便の通過が妨げられるため、重度の便秘が起こることがあります。この場合、便は出にくくなる一方で、小さな音のおならが頻繁に出るようになることもあります。
肉類、にんにく、ネギなどの臭いが強い食べ物を過剰に摂取すると、おならの臭いが強くなることがあります。
これは、腸内の悪玉菌(ウェルシュ菌など)がこれらの食べ物を分解する際に、硫化水素やインドール、スカトールといった臭い物質を発生させるためです。
腸内環境を整える方法
おならの臭いを改善するには、腸内の善玉菌を増やすことが効果的です。具体的には、以下のような食品を積極的に摂取すると良いでしょう。
これらの食品に含まれるビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が、腸内環境のバランスを整え、悪玉菌の働きを抑制します。その結果、おならの臭いが軽減されることが期待できます。
膨満感や便秘は、おならが発生しやすい状態を作り出します。そのため、日常生活で便秘を予防することが、おならの回数を減らすことにつながります。
おならを減らすための生活習慣
以下のポイントを意識することで、便秘の予防とおならの軽減が期待できます。
ガスは溜め込まないことが大切
人前でおならをすることは控えたいものですが、自宅やトイレではできるだけ我慢せずに出すようにしましょう。ガスを溜め込むとお腹の張りが強くなり、腸の働きが悪くなります。その結果、さらに便秘が悪化し、おならの回数も増えるという悪循環に陥る可能性があります。
運動で腸の動きを活発に
運動は、散歩や足踏みなど軽めのもので十分です。大切なのは、できる限り毎日継続することです。また、ヨガの動きも、ガスの排出を促す効果が期待できます。
食物繊維とオリゴ糖を意識的に摂取
食物繊維は、排便を促す働きがあります。以下のような食品に豊富に含まれています。
また、便秘解消には乳酸菌飲料、ヨーグルト、オリゴ糖も有効です。オリゴ糖は、次のような食品に多く含まれています。
ストレスは、身体のさまざまな部位に悪影響を及ぼしますが、胃腸も例外ではありません。特に、心身のストレスが蓄積すると、過敏性腸症候群などの発症につながることが知られています。
おならの悩みを軽減するには、日頃からストレスを溜め込まないことが大切です。以下のような方法で、心身のリフレッシュを心がけましょう。
・趣味の時間を持つ
・休日にスポーツを楽しむ
・旅行や外出でリフレッシュする
・リラックスできる時間を意識的に作る
ストレスの軽減は、腸の働きを正常に保ち、おならの悩みを和らげることにもつながります。
「おならが続く」「においが強烈」といった症状が長引く場合、最終的に内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)をおすすめします。
内視鏡検査では、胃や大腸の粘膜を直接観察する事ができ、
といった点をしっかり確認できます。症状が軽くても、「何もなければ安心」「早期に見つかれば対処が早い」──その意味でも、検査は非常に有効です。
おならの変化は、ちょっとした事のようでいて、実は体からの大切なサインです。食事の内容や生活習慣を見直しても改善しないときは、自己判断せずに医師に相談してみてください。
そして、必要に応じて内視鏡検査を受ける事で、原因を明らかにし、安心を得る事ができます。
当院の大腸内視鏡検査の特徴
AIによる病変描出システムを導入
鎮静剤を用いた苦痛の少ない大腸内視鏡検査
火曜日は、診察および大腸内視鏡検査を女性医師対応が可能
「おならだから大丈夫」と放置せず、「最近いつもと違うな」と感じたら、それが胃腸の不調の始まりかもしれません。いつでも当院にご相談ください。
TOP