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胸焼けの原因と治し方|すぐできる対処法・受診の目安を専門医が解説

2026年3月27日

胸焼けは、胃酸が食道へ逆流することで起こる症状で、食後や夜間、横になったときに悪化しやすいのが特徴です。
一時的なものであれば心配のないことも多いですが、頻繁に繰り返す場合は逆流性食道炎などの病気が隠れている可能性があります。

「胸が焼けるように熱い」「酸っぱいものが上がってくる」「げっぷや吐き気を伴う」など、症状の感じ方は人それぞれです。
また、食べ過ぎや脂っこい食事、ストレス、妊娠など、日常生活の中にも原因は多く存在します。

この記事では、胸焼けの症状や原因をわかりやすく解説しながら、すぐにできる対処法や予防法、受診の目安までを医師の視点で詳しく説明します。
症状が続く場合にどのタイミングで胃カメラ(胃内視鏡検査)を検討すべきかについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

東京都豊島区大塚のおなかとおしりのクリニック 東京大塚の逆流性食道炎のイラスト

胸焼けとは?どんな症状が起きるのか

胸焼けでは、みぞおちから胸にかけての灼熱感(焼けるような感じ)が代表的な症状です。
特に、食後30分〜2時間後に「ヒリヒリする」「熱い感じがする」といった違和感が出やすくなります。
また、胃酸が食道へ逆流することで、以下のような症状を伴うこともあります。

・胸・みぞおちの灼熱感(焼けるような不快感)
・食後に胸がヒリヒリする感覚
・酸っぱい液体が上がってくる(呑酸:どんさん)
・横になると症状が悪化する
・げっぷや吐き気を伴うことがある
特に、就寝時や食後すぐに横になると症状が強くなるのは、胃酸が逆流しやすくなるためです。

東京都豊島区大塚のおなかとおしりのクリニック 東京大塚の胸焼けを訴えると女性の写真

胸焼けの原因|なぜ起こるのか

胸焼けは、胃酸が食道へ逆流することで起こる症状です。
本来は「下部食道括約筋」という筋肉が逆流を防いでいますが、この働きが弱くなったり、胃の圧力が高くなると、胃酸が食道へ上がってしまいます。

胸焼けの原因は1つではなく、いくつかの要因が重なって起こることが多いのが特徴です。

主な原因

・食道裂孔ヘルニア
胃の一部が横隔膜を越えて上にずれることで、胃酸が逆流しやすくなる状態です。
加齢とともに増えやすく、胸焼けが慢性的に続く原因になることがあります。
食べ物・飲み物
脂っこい食事、カレーや香辛料、アルコール、コーヒーなどは、胃酸分泌を増やしたり、逆流を起こしやすくします。
食べ過ぎ・早食い
胃が膨らむことで内圧が上がり、胃酸が逆流しやすくなります。
・姿勢(食後・夜間)
食後すぐに横になる、前かがみになると、胃酸が食道へ上がりやすくなります。
特に夜間や寝起きに症状が出やすいのはこのためです。
ストレス
自律神経の乱れにより、胃酸分泌の増加や胃の動きの低下が起こります。
・女性・妊娠
ホルモンの影響やお腹の圧迫により、胸焼けが起こりやすくなります。

東京都豊島区大塚のおなかとおしりのクリニック
東京大塚の逆流性食道炎の原因がジャンクフードの写真

胸焼けの治し方|すぐできる対処法

胸焼けがつらいときは、胃酸の逆流を減らすことが重要です。
まずは、今すぐできる対処を行いましょう。

すぐできる対処法
上半身を起こす(横にならない)
・水やぬるま湯を少量飲む
・ベルトや衣服をゆるめる
・深呼吸してリラックスする

避けるべき行動
・食後すぐに横になる
・脂っこい食事・刺激物
・コーヒー・アルコール
・食べ過ぎ・早食い

胸焼けの対策・予防|生活習慣で改善する方法

胸焼けは、日常生活を見直すことで予防できることが多い症状です。
胃酸の逆流を防ぐ生活習慣を意識しましょう。

胸焼けを防ぐポイント
食べ過ぎを避ける(腹八分目)
・脂っこい食事や刺激物を控える
・食後すぐに横にならない(2〜3時間はあける)
・寝るときは上半身を少し高くする
・ベルトや衣服でお腹を締めつけない
・ゆっくりよく噛んで食べる

胸焼けで考えられる病気|逆流性食道炎との関係

胸焼けは一時的なこともありますが、繰り返す場合は病気が原因のことがあります。
特に注意したいのが「逆流性食道炎」です。

逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流し炎症を起こす病気。
▶ 胸焼けの最も一般的な原因
胃炎・胃潰瘍
胃の粘膜の炎症や傷により胸焼けや痛みが出る。
▶ みぞおちの痛みを伴うことが多い
胃がん
頻度は低いが見逃してはいけない疾患。
▶ 長期間続く・飲み込みにくさは要注意

胸焼けは何科を受診?検査と治療について

胸焼けが続くときは、消化器内科の受診が基本です。
一時的な症状なら様子をみてもよいことがありますが、繰り返す胸焼けや市販薬で改善しない胸焼けは、病気が隠れていないか確認したほうが安心です。

受診を検討すべきサイン

特に、次のような場合は受診をおすすめします。
・胸焼けが2週間以上続く
・市販薬を飲んでも良くならない
・食後だけでなく夜間や寝起きにも症状がある
・飲み込みにくさ、のどの違和感がある
・胸焼けに加えて体重減少黒い便がある

胸焼けが続く方へ|胃カメラを受けるべき理

胸焼けが繰り返し起こる場合、逆流性食道炎や胃炎、まれに食道がんなどの病気が隠れている可能性があります。
特に、以下のような症状がある場合は注意が必要です。
・2週間以上胸焼けが続く
・市販薬で改善しない
・食後だけでなく空腹時や夜間にも症状がある
・のどの違和感や飲み込みにくさがある
このような場合、原因を正確に診断するためには胃カメラ検査が最も有効です。

胃カメラでは、
・食道の炎症(逆流性食道炎)
・胃炎や胃潰瘍
・食道・胃のがん
などを直接確認することができます。
「胸焼けくらいで検査は大げさ」と思われる方も多いですが、
症状だけでは病気の有無を正確に判断することはできません。
当院では、苦痛に配慮した鎮静下での胃カメラ検査を行っており、初めての方でも安心して受けていただけます。
胸焼けが続く場合は、早めの検査をご検討ください。

東京都豊島区大塚おなかとおしりのクリニック 東京大塚の胃カメラの特徴のページにいくバナー

胸焼けに関するよくある質問(げっぷ・吐き気・胃もたれ)

東京都豊島区おなかとおしりのクリニック 東京大塚の診察風景

記事監修:豊島区 おなかとおしりのクリニック 東京大塚
院長 端山 軍(MD, PhD Tamuro Hayama)
資格:日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本大腸肛門病学会専門医・指導医・評議員
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
がん治療認定医
消化器がん治療認定医
帝京大学医学部外科学講座非常勤講師
元帝京大学医学部外科学講座准教授
医学博士 など
院長プロフィール

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