2025年10月03日

大腸がんは、日本でがんによる死亡原因の上位を占める重大な疾患です。早期発見・早期治療が重要ですが、「内視鏡検査はハードルが高い」「便潜血検査は抵抗がある」という方も少なくありません。そんな中で注目されているのが、採血だけで大腸がんのリスクを評価できる「Protokey(プロトキー)検査」です。ここでは、その仕組みや特徴、注意点をわかりやすく解説し、さらに当院(豊島区・池袋)の大腸内視鏡検査との違いもご紹介します。
Protokey(プロトキー)検査とは?
血液中のペプチド(タンパク質断片)マーカーを質量分析法で測定し、大腸がんリスクを数値化する検査です。
結果は A(低リスク)/B(中リスク)/C(高リスク) の3段階で判定されます。
開発は京都府立医科大学との共同研究に基づき、感度82%・特異度93%という報告があります。

ProtoKey検査のメリット
①採血だけで可能
便潜血検査や内視鏡に比べ、心理的・身体的な負担が少ないのが特徴です。
②食事制限なし
特別な準備が不要で、健診や消化管ドックと組み合わせて受けられる点が利点です。
③リスク層別化
大腸がんの「かかりやすさ」を見える化し、内視鏡検査を受ける優先度の判断材料になります。

株式会社PreMedica ProtoKey(プロトキー)検査
ProtoKey検査の注意点と限界
診断を確定する検査ではありません。Protokey検査で「高リスク」と判定されたら、大腸がんの有無は必ず 大腸内視鏡検査(大腸カメラ) で確認する必要があります。
一方、「低リスク」であっても将来の大腸がん発症が完全に否定できるわけではありません。
保険適用外の自費検査で、費用は施設によって異なりますが当院では、19,800円で提供しております。
豊島区(池袋、巣鴨、大塚エリア)での大腸内視鏡検査の重要性
豊島区は高齢化率が高く、大腸がんのリスクが増す世代の方も多く居住されています。便潜血陽性で放置してしまうと、進行がんとして見つかるケースもあります。
当院(豊島区おなかとおしりのクリニック 東京大塚)では、最新のAI搭載内視鏡(Olympus EVIS X1+End-Brain Eye) を導入し、精度の高い大腸内視鏡検査を行っています。鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査にも対応しており、豊島区・池袋エリアからもアクセス良好です。

まとめ
Protokey検査は、採血だけで大腸がんリスクを把握できる新しい選択肢です。ただし、「確定診断」にはならないため、最終的には大腸内視鏡検査が不可欠です。
・「大腸カメラはちょっと不安…」という方の入口としてProtokey検査を利用
・リスクが高ければ速やかに大腸内視鏡検査を受ける
このステップを踏むことで、大腸がんの早期発見・早期治療につながります。
当院(豊島区・池袋)では、Protokey検査のご相談から大腸内視鏡検査まで一貫して対応可能です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。
Protokey大腸がんリスク検査 FAQ|豊島区・池袋 おなかとおしりのクリニック
Q1. Protokey検査とはどんな検査ですか?
A. Protokey(プロトキー)検査は、採血だけで大腸がんのリスクを3段階(A・B・C)に分類できる検査です。血液中のペプチドマーカーを解析し、大腸がんにかかりやすいかどうかを評価します。
Q2. 大腸内視鏡検査の代わりになりますか?
A. 代わりにはなりません。Protokeyはあくまで「リスク評価」の検査であり、がんの有無を確定できるものではありません。高リスクと出た場合や症状のある方は、**大腸内視鏡検査(大腸カメラ)**を必ず受ける必要があります。
Q3. どんな人にProtokey検査はおすすめですか?
A. 以下のような方に特におすすめです。
・大腸内視鏡検査に抵抗がある方
・便潜血検査が苦手な方
・健診のオプションとしてリスクを把握したい方
・ご家族に大腸がんの既往がある方
Q4. 豊島区・池袋周辺で受けられますか?
A. はい。当院(豊島区「おなかとおしりのクリニック東京大塚」)でProtokey検査のご相談を承っております。大腸内視鏡検査まで一貫して対応可能です。
Q5. 検査結果が出るまでどのくらいかかりますか?
A. 結果が出るまでにおおよそ 3〜4週間 かかります。結果はA(低リスク)/B(中リスク)/C(高リスク)のいずれかで報告されます。
Q6. 検査費用はどのくらいですか?
A. 保険適用外の自費検査となり、費用は施設によって異なります。豊島区「おなかとおしりのクリニック 東京大塚」では 19,800円(税込) です。
Q7. リスクが低いと出たら、大腸内視鏡検査は不要ですか?
A. いいえ。リスクが低くても将来の大腸がんを完全に否定できるわけではありません。特に50歳以上の方や便潜血陽性の方は、定期的な大腸内視鏡検査が推奨されます。
Q8. 大腸内視鏡検査とどう組み合わせるのがよいですか?
A. Protokey検査は「スクリーニングの入口」として活用し、リスクが高ければ速やかに大腸内視鏡検査へ進むのが理想的です。当院では**AI搭載大腸内視鏡検査(Olympus EVIS X1 + End-Brain Eye)**を導入し、精度の高い検査を実施しています。
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大腸がんリスク検査「Protokey」や大腸内視鏡検査(大腸カメラ)について、詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。
当院(おなかとおしりのクリニック東京大塚)は、豊島区・池袋エリアからアクセスしやすい大腸内視鏡検査専門クリニックです。AI搭載の最新内視鏡システムを導入し、鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査を行っています。
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安心して検査を受けていただける環境を整えております。少しでも不安のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。

文責

監修:東京都豊島区おなかとおしりのクリニック 東京大塚
院長 端山 軍(MD, PhD Tamuro Hayama)
資格:日本消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本大腸肛門病学会指導医・専門医・評議員
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
帝京大学医学部外科学講座非常勤講師
元帝京大学医学部外科学講座准教授
医学博士
院長プロフィール