2025年9月17日

豊島区 おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、2025年10月2日(木)から、中学生以上の方のインフルエンザ予防接種を開始します。
ワクチンの廃棄を防ぐために、インターネットもしくは電話からの予約制となります。
インフルエンザ予防接種の詳細
項目 | 内容 |
接種対象者 | 中学生以上 |
実施期間 | 2025年10月2日(木)~12月29日(月) |
料金(税込) | 一般(中学生~64歳の方)3,800円 豊島区高齢者(65歳以上の方) 2,500円 豊島区外在住の高齢者 3,800円 |
その他 | 妊娠中の方は、当院産婦人科にかかりつけで、主治医の許可のある方のみお受けします。接種当日に母子健康手帳をお持ちください。 |
平日の15ー17時のみ限定キャンペーン実施中
通常料金は 3,800円(税込) ですが、
✨ 平日15時ー17時に予約された方限定キャンペーン として 3,500円(税込) でご案内しております。
インフルエンザ/各シーズンの流行入りと流行のピークの時期について
インフルエンザ流行入りの時期は、毎年違いますが11月上旬から流行することが多いようです。
インフルエンザは年末から1月末にかけて、流行のピークになります。

東京都感染症情報センター:インフルエンザの流行状況はこちら(2025/2026)
インフルエンザ予防接種のタイミング
インフルエンザ予防接種は、接種してから免疫(抗体)が十分にできるまでにおよそ2~3週間かかります。そのため、流行が始まる前の早めの接種が大切です。東京都内では例年11月頃から流行が始まり、12月から1月にかけてピークを迎えます。そこで、おなかとおしりのクリニック東京大塚では、流行前の備えとして10月から11月の時期に接種を受けていただくことを推奨しております。
👉 こうしておけば、インフルエンザが本格的に流行する頃には十分な免疫が備わり、感染予防効果を最大限に発揮することが期待できます。
インフルエンザ予防接種のメリット
インフルエンザの予防には、マスクの着用、こまめな手洗い、室内の湿度管理、十分な休養、そして栄養バランスのとれた食事が大切です。ただし、これらの対策だけでは感染を完全に防ぐことは難しいため、より効果的な方法のひとつとしてワクチン接種が推奨されています。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質が変化し、流行する型も異なるため、ワクチンも毎年接種する必要があります。
ワクチンは感染や発症を完全に防ぐものではありませんが、発症リスクを減らし、重症化や合併症を防ぐ効果が期待できます。接種してから効果が現れるまでにおよそ2週間かかり、その効果は約5か月持続します。日本では例年12月から翌年3月頃に流行するため、12月中旬までに接種しておくことが望ましいとされています。
厚生労働省:インフルエンザ

インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルス(A型・B型・C型)によって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。一般的なかぜ(ライノウイルスなどによる上気道感染症)とは異なり、強い全身症状を伴うのが特徴です。
インフルエンザの型っていくつあるの?
インフルエンザと聞くと、多くの方が「A型」「B型」を思い浮かべると思います。でも、実はインフルエンザウイルスには「A型」「B型」「C型」の3種類が存在します。では、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。
A型インフルエンザ
毎年のように大きな流行を起こすのがこのA型です。ときには世界規模の大流行(パンデミック)につながることもあります。症状は高熱、強い倦怠感、関節痛などが典型的で、「寝込むほどつらいインフルエンザ」として知られています。
B型インフルエンザ
B型も季節性インフルエンザの原因になりますが、A型ほど大規模な流行を起こすことは少ないとされています。それでもシーズン後半に流行の主体となることがあり、特に小児を中心に広がりやすいのが特徴です。
C型インフルエンザ
「えっ、C型もあるの?」と思われた方も多いかもしれません。実はC型も存在するのですが、症状は軽く、かぜに近い経過をとります。大流行や重症化はほとんどなく、散発的に小児に見られる程度です。そのため、医療現場ではA型・B型ほど問題になることは少なく、ワクチンの対象にも含まれていません。
インフルエンザの症状
主な症状
・急な発熱:38℃以上の高熱になることが多い
・全身の強い倦怠感(体のだるさ)
・頭痛
・関節痛・筋肉痛(全身の痛み)
・咳やのどの痛みなどの呼吸器症状
・悪寒(強い寒気)
高齢者で注意が必要な症状
・高熱が出にくく、全身のだるさや食欲不振のみで発症する場合がある
・肺炎を合併しやすい

インフルエンザの治療
インフルエンザにかかった際には、タミフルやイナビルといった抗インフルエンザ薬を発症早期に服用することで、症状の軽減や重症化の予防が可能です。高熱が続く場合には、アセトアミノフェンなどの解熱剤を使用し、同時に脱水を防ぐため十分な水分摂取を心がけることが大切です。さらに、体力を回復させるためには十分な休養も欠かせません。できるだけ早めに医療機関を受診してください。
また、事前に予防接種を受けておくことで、万一感染しても症状が抑えられ、苦しむ期間や程度を大幅に軽減できることが期待されます。
インフルエンザ予防と家庭でできる対策
インフルエンザは毎年冬に流行し、発熱や倦怠感、関節痛など強い症状を引き起こす感染症です。特にお子さまや高齢の方では重症化のリスクがあるため、家庭での予防対策がとても大切です。ここでは、日常生活の中で実践できるインフルエンザ予防のポイントをご紹介します。
家庭で気を付けること
・手洗い・うがいの徹底:外出後や食事前、帰宅時には必ず行いましょう。
・室内の湿度管理:乾燥するとウイルスが拡散しやすくなるため、加湿器などで40~60%を保つのが理想です。
・人混みを避ける:流行期には不要な外出や混雑した場所を避けることで感染リスクを下げられます。
・栄養バランスの取れた食事:免疫力を高めるため、ビタミンやタンパク質を意識した食事を心がけましょう。
また、お子さまが感染した場合は、家族への二次感染を防ぐためにマスクの着用や共用物品の消毒も欠かせません。家庭全体で予防を意識することで、インフルエンザの広がりを抑えることができます。

インフルエンザ予防接種のご予約・お問い合わせ
お電話・Web予約フォームより承っております。
在庫に限りがございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。
お電話:03-6912ー5995
👉 この冬の安心のために、ぜひ当院でインフルエンザ予防接種をご利用ください。

監修:東京都豊島区おなかとおしりのクリニック 東京大塚
院長 端山 軍(MD, PhD Tamuro Hayama)
資格:日本消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本大腸肛門病学会指導医・専門医・評議員
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
帝京大学医学部外科学講座非常勤講師
元帝京大学医学部外科学講座准教授
医学博士