
肛門周囲膿瘍
肛門周囲膿瘍
肛門周囲膿瘍は、痔ろうの前段階ともいえる病気で、肛門周辺の組織に細菌が感染し、急速に膿がたまった状態です。突然の強い痛みや腫れ、発熱を伴い、悪化すると膿が皮膚を突き破って排膿する事もあります。
治療としては、早期に切開して膿を出す処置が必要です。適切な処置をせずに自然排膿に任せると、瘻管が形成されて痔ろうへと移行するリスクが高くなります。そのため、強い痛みや腫れを感じた際は、早めの受診をおすすめいたします。
肛門の病気はデリケートな問題であるため、症状があってもなかなか受診に踏み切れないという方も多いかと思います。しかし、我慢を続ける事で症状が悪化し、治療がより複雑になるケースも少なくありません。
当院では、患者様のプライバシーを尊重しながら、安心して診察・治療を受けていただける環境を整えております。特に、「手術は不安」「入院せずに治したい」という方には、日帰りで受けられるジオン注射(ALTA療法)をおすすめしています。身体への負担が少なく、治療後の回復も早いため、忙しい日常を送る多くの方々に選ばれている治療法です。
「痔かもしれない」「おしりに違和感がある」といった小さな気づきも、早期の受診によって大きなトラブルを防ぐきっかけになります。どうぞお気軽にご相談ください。私たちは、皆様のおしりの健康を守るパートナーとして、丁寧で温かい医療を提供してまいります。
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