
肛門周囲膿瘍
肛門周囲膿瘍
肛門周囲膿瘍は、肛門の周囲に細菌感染が起こり、膿(うみ)がたまって激しい痛みや発熱を引き起こす病気です。
細菌は肛門の小さな傷や、肛門腺と呼ばれる分泌腺から侵入し、炎症を起こします。初期には違和感や腫れから始まり、次第に強い痛みへと進行します。自然に治ることは少なく、放置すると「痔ろう」という慢性的なトンネル状の病変につながることがあります。
主な症状
肛門の周囲の強い痛み(座るのも困難になることがあります)
発赤や腫れ
発熱、悪寒
膿が出る
早期に切開して膿を出す処置が必要です。適切な処置をせずに自然排膿に任せると、瘻管が形成されて痔ろうへと移行するリスクが高くなります。そのため、強い痛みや腫れを感じた際は、早めの受診をおすすめいたします。
当院では、当日に局所麻酔をしたあとに切開排膿を行います。
また、治療後に痔ろうへ進展していないかの確認のため、大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)など精密検査を行うこともあります。
おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、東京都豊島区・大塚駅すぐの立地で、肛門周囲膿瘍の診断から治療まで一貫して行っています。
経験豊富な肛門科専門医による診療
必要に応じた切開排膿処置
最新の内視鏡機器を用いた精密検査
痛みに配慮した治療
地域の皆さまが安心して受診できるよう、早期診断・早期治療を心がけています。
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