
バレット食道
バレット食道
バレット食道は、長期間にわたる胃酸逆流によって、食道の下部粘膜が胃や腸に似た性質に変化してしまう状態です。これは「腸上皮化生」と呼ばれる現象で、前がん病変の一つとされており、特に欧米では腺がんとの関連性が強く注目されています。
多くの場合は症状がなく、逆流性食道炎の検査中に偶然発見されるケースがほとんどです。しかし、がん化のリスクがあるため、定期的な胃カメラによる観察と組織検査が非常に重要です。
当院ではバレット食道が疑われる場合、NBI(狭帯域光観察)や色素内視鏡を用いて、より精密に観察を行い、必要に応じて生検も実施しています。バレット食道が見つかった方は、年1回程度の内視鏡フォローをおすすめしています。
胃カメラ検査は怖くありません
「検査が痛そう」「気持ち悪くなりそう」と心配される方もご安心ください。
当院 おなかとおしりのクリニック 東京大塚 では、経鼻内視鏡や鎮静剤を使用した検査も行っており、リラックスして受けていただける環境を整えております。
一度、今のご自身の胃や食道の状態を、胃カメラで“見てみる”事から始めてみませんか?
早期発見・早期治療が、あなたの未来の健康を守ります。
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