2025年11月25日

ダイエットにはさまざまな方法がありますが、運動するのが苦手な方におすすめなのが医療ダイエットです。有名なところだと、脂肪吸引は昔からある痩身医療の一つですよね。しかし、脂肪吸引や脂肪溶解注射などに対して不安や恐怖などネガティブな印象を持っている方もいます。
そこで選択肢の一つとなるのが、GLP-1受容体作動薬を用いた「肥満症治療」です。GLP-1受容体作動薬の中でも、日本で初めて肥満症治療薬として承認された『ウゴービ』について解説していきます。
この記事を読めば、ウゴービにどういった効果があるのか、月にいくらくらいかかるのか、安く購入するためのコツなどを知ることができます。ウゴービを処方しているおすすめオンライン診療クリニックも紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。
ウゴービは日本で初めて厚生労働省に承認された肥満症治療薬
医療ダイエット薬と言えば、リベルサスやマンジャロ、オゼンピックなどが有名です。これらはまとめて「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれ、もともとは主に2型糖尿病の治療薬として使われてきました。その過程で体重減少作用があることが分かり、現在は肥満や減量を目的とした治療にも応用されています。
ウゴービも同じGLP-1受容体作動薬の1つですが、他の治療薬との違いは「肥満症治療薬」として承認されている点です。まずは、ウゴービにどのような効果が期待できるのか、どんな副作用が考えられるのか見ていきましょう。
マンジャロ・オゼンピック・リベルサスなど:2型糖尿病治療薬(血糖値コントロールが目的)
ウゴービ:肥満症治療薬(減量や肥満改善が目的)
ウゴービに期待できる効果
- 食欲を抑えられるため食べ過ぎや間食を防げる
- 満腹中枢に働きかけて満腹感を得られやすい
- 胃の働きを抑えて満腹感の持続時間を延ばせる
食事をして血糖値が上がると、満腹中枢が刺激されて満腹感を感じるようになります。ウゴービの主成分であるセマグルチドは、この満腹中枢に働きかけることで満腹感を得やすくなります。食欲が減ることで食べる量や頻度が減り、それが結果的に体重減少に繋がる可能性があるということですね。
もう1つの効果として、胃の働きを抑制する効果にも期待できます。胃に食べ物が残っている時間が長くなりますので、満腹感の持続時間も長くなるのです。主にこの2つの効果を活用しながら、ウゴービによる肥満症治療は進んでいきます。
炭水化物や脂質、糖質の多い食事をすれば脂肪は付いていきますし、運動しなければ消費カロリーは増えません。食事の栄養バランスを整えながら摂取カロリーを減らし、適度な運動で消費カロリーを増やすことが重要です。
臨床実験でも実証されている
ウゴービは肥満症患者に対して臨床試験が行われており、肥満症に対する有効性が確認されています。
| プラセボ群(101例) | 本剤1.7mg群(101例) | 本剤2.4mg群(199例) | |
|---|---|---|---|
| ベースラインの体重(kg) | 90.2±15.1(101例) | 86.1±11.9(101例) | 86.9±16.5(199例) |
| 投与68週時の体重(kg) | 88.6±15.5(100例) | 77.8±13.9(98例) | 75.1±17.0(193例) |
| 投与68週時までの体重変化率(%) | -1.9±5.9(100例) | -9.9±7.8(98例) | -13.4±8.6(193例) |
| プラセボ群との群間差[95%信頼区間] | - | -7.52[-9.62;-5.43] | -11.06[-12.88;-9.24] |
| 5%以上体重減少達成割合 | 21.0(21/100) | 72.4(71/98) | 82.9(160/193) |
| プラセボ群とのオッズ比[95%信頼区間] | – | 11.08[5.53;22.22] | 21.72[11.27;41.86] |
肥満症患者401例に対して実施された臨床実験によると、プラセボ(偽薬)を含めて体重が減ったという結果が出ています。投与スタートから68週後の結果では、1.7mg投与だと体重が9.6%減少し、2.4mgだと体重が13.2%も減少しているほどです。
元の体重から5%以上の体重が減少した割合に至っては、1.7mg投与で72%、2.4mg投与で83%という高い記録を残しています。
ウゴービの副作用
| 発現率 | 副作用 |
|---|---|
| 5%以上 | 【代謝及び栄養障害】食欲減退 【神経系障害】頭痛 【胃腸障害】悪心・下痢・嘔吐・便秘・消化不良・おくびなど |
| 1~5%未満 | 【神経系障害】浮動性めまい・味覚不全 【胃腸障害】腹部不快感・胃食道逆流性疾患・胃炎・胃酸過多など 【全身障害及び投与部位状態】注射部位反応・疲労・無力症・早期満腹 |
| 0.5%~1%未満 | 【胃腸障害】胃腸障害 【全身障害及び投与部位状態】倦怠感 【精神障害】不眠症 |
| 頻度不明 | 異常感覚・糖尿病網膜症・心拍数増加・胃排出遅延・胆石症・アミラーゼ増加 |
ウゴービは肥満症治療薬として期待され、厚生労働省にも承認されている薬ですが、副作用が発現するリスクはあります。とくに多いのが悪心や下痢、嘔吐、消化不良などの胃腸障害です。
血糖値に関わる薬のため、低血糖症状にも注意しなくてはいけません。もし使用中に体調変化があれば、すぐに最寄りの病院で診てもらいましょう。
ウゴービを使用できない人
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
- 甲状腺髄様癌の既往歴、もしくは家族歴のある方
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の方
- 2型糖尿病を有する患者における重症感染症、手術等の緊急の場合
- 妊娠中、授乳中、もしくは妊娠を希望している女性
ウゴービには使用禁忌が設けられており、上記に当てはまる方は使用することができません。また、使用は可能でも慎重な判断が必要とされる「使用注意」に当てはまるケースや、併用に注意が必要な薬剤もあります。仮にこれらに当てはまらない方でも、必ずしもウゴービが処方されるとは限りません。
指定された条件を満たし、医師が処方できると判断しない限り使うことはできないのです(※これについては記事後半で解説)。もし不安な方は、医師とのカウンセリングや診察時に伝えると良いでしょう。問診表に記載しておけば、スムーズに話を進められます。
オンライン診療ならウゴービの処方が早くて安い
ウゴービは、肥満症治療としては珍しく保険適用に対応しています。そのため保険診療をおすすめしたいところですが、保険適用させるには厳しい条件をクリアしなくてはいけません。処方までに6ヶ月以上かかりますし、ウゴービを使って早く治療を始めたい場合は自由診療を選ぶのが現実的です。
保険診療と違って10割負担になるため、費用面はどうしても高くなってしまいます。そこでおすすめしたいのが、スマホを使って自宅から診察を受けられるオンラインクリニックです。手間が少ないだけでなく、診察料が無料になったり、キャンペーンや割引を利用できるからです。
オンライン診療のメリット
- 自宅で受診できるため通院する手間が必要ない
- ちょっとしたスキマ時間で診察を受けられる
- 診察時間は平均して10~20分程度
- 処方されれば最短翌日には薬が送られてくる
- 定期配送やまとめ買いなど購入プランが豊富
- キャンペーンや割引制度を活用できる
オンラインクリニックは、スマホとネット環境さえあればどこでも診察を受けることができます。中には24時間365日対応していることもあり、仕事の休憩中などちょっとしたスキマ時間も活用可能です。もちろん、通院の手間がないため、気軽に受診ができます。
診察時間自体も10~20分と短いですし、診察が終わって決済が終われば即日発送されるケースも多いです。待ち時間はほぼなく、すぐに治療を始められるのもオンラインクリニックの強みです。購入プランも定期配送やまとめ買いがあるため、自分の都合の良いプランを選択できます。
ほとんど自由診療ですが、診察代が無料のクリニックも多く、薬代も全体的にリーズナブルです。対面診療では珍しいキャンペーンや割引制度の対象にもなりやすく、自由診療ながらもコスパは悪くありません。ただし、適用条件などがあるため事前に確認しておきましょう。
オンライン診療のデメリット
- 提供できる治療法に限界がある
- 保険診療に対応しているクリニックは稀
- 対面診療の方が安心という方もいる
オンライン診療は音声通話やビデオ通話を使って行われるため、どうしても対面診療に比べて詳細な診察には向いていません。対面であれば体型や体質などを直接確認でき、より適切な治療プランを提案してもらえる場合があります。実際に医師の顔を見ながら話せる安心感を重視する方も少なくありません。
オンライン診療は診察料が無料だったり、通院の手間がない分、自由診療の中では続けやすい価格帯と言えます。しかし、費用面だけを比較すると、やはり3割負担で受けられる保険診療のほうが圧倒的に安く済みます。保険診療に対応しているオンラインクリニックは稀ですので、自由診療を前提に考えておく必要があります。
オンラインクリニックの選び方
- 価格はクリニックが設定できるため安さで選ぶ
- 提供している薬や料金プランの豊富さで選ぶ
- サポート体制の充実度で選ぶ
- 将来的に他の治療法を検討しているなら対面診療の有無
オンラインクリニックの場合、薬代はクリニック側が自由に設定できます。そのため、純粋に薬代が安かったり、予算内に収まるクリニックがおすすめです。
とはいえ、総額は薬代だけで決まるわけではありません。診察料の有無や配送料、さらにキャンペーンや割引の適用なども含めて、トータルの費用で比較することが大切です。
また、取り扱う薬の種類や料金プランが豊富なクリニックであれば、治療途中の切り替えがしやすくなります。「ウゴービは高いからリベルサスに変えたい」や、「定期配送にしていたけど、さらにお得なまとめ買いに変えたい」といった柔軟な選択ができます。
診察後に疑問や不安な気持ちを解決できるように、LINEやチャットによる相談サポートがあると安心感があります。もし将来的に対面診療も視野にいれている方は、実店舗があるクリニックを選ぶと良いでしょう。
ウゴービ処方のオンライン診療クリニックおすすめ5選
| クリニック名 | 1ヶ月の料金 (0.25mg×4本) | 診察料 | 薬の送料 |
|---|---|---|---|
| スリマル | 19,800円 | 無料 | クール宅急便:無料 |
| イースト駅前クリニック | 19,800円 | 無料
※処方がない場合は3,300円 |
クレジットカード決済:500円
代金引換:1,000円
※どちらも15,000円以上の購入で0円 |
| DMMオンラインクリニック | 19,800円 | 無料 | 通常配送:550円 クール宅急便:0円 |
| elife | 19,980円~ | 無料 | 無料 |
| スマルナ | 18,700円~ | 無料 | 550円 |
ウゴービは新しい薬ということもあって、提供しているオンラインクリニックはそこまで多くありません。だからこそ、しっかりと比較して自分の目的に合ったところを選ぶことが大切です。価格を重視するのか、サポート体制を優先するのか、あるいは料金プランの豊富さを重視するのかによって、最適なクリニックは大きく変わってきます。
ここからは、表で比較したおすすめオンラインクリニックをランキング形式で1つずつ紹介していきます。上位ほどおすすめですが、どのクリニックにも特徴や強みがあります。気になるクリニックが見つかったら、まずは診察予約してカウンセリングを受けてみるとよいでしょう。
スリマル
| 価格 | 0.25mg:19,800円 0.5mg:31,900円 |
|---|---|
| 診察料 | 無料 |
| 薬の送料 | クール宅急便:無料 |
| 診療時間 | 24時間365日 |
| 支払い方法 | ・クレジットカード決済 |
- オンラインクリニックでは珍しい「肥満症専門外来」
- 肥満症と認められない方は受診できないほど徹底している
- 初診からウゴービによる治療を始められるスピード感
- クール宅急便で配送料が無料なのはかなり珍しい
- ウゴービ自体も相場内ですし、全体的にコスパが良い
スリマルは、肥満症専門のオンライン外来となっています。医療ダイエットやGLP-1受容体作動薬を提供しているオンラインクリニックは多いですが、肥満症専門で運営しているのは珍しいです。確かな知識と実績があり、医学的根拠を元にサポートしてくれるため安心感があります。
医療ダイエットではなく肥満症専門というのが特徴で、スリマルで診察・治療を受けるには「BMI27以上」という厳格な条件が定められているほどです。美容目的の瘦身治療や、マンジャロ・オゼンピックといった2型糖尿病治療薬の提供も行っていないほど徹底しています。
一般的な病院であれば治療開始まで6ヶ月ほどかかりますが、スリマルであれば初診からすぐに治療を始められるスピード感も強みと言えるでしょう。診察後、最短2日以内にウゴービも自宅に届きます。減量効果が認められれば、68週を待たずして治療を終了できる場合もあります。
提供している用量は0.25mgと0.5mgがあり、それぞれ1ヶ月に4本セットが送られてきます。原則として初回は0.25mgから始め、順調に進めば2回目以降に0.5mgを選択可能です。徹底して温度管理されたクール宅急便で発送されるうえ、配送料が無料なのも他のクリニックにはない強みです。
料金は、0.25mgであれば4本で19,800円、0.5mgであれば4本で31,900円となっています。診察料もかかりませんので、ウゴービ目的であればコスパも良い部類です。クレジットカード決済しか選べない弱点もありますが、気になる方はLINEの友だち登録から始めてみましょう。
イースト駅前クリニック
| 価格 | 0.25mg:19,800円 0.5mg:39,000円 1.0mg:66,000円 1.7mg:99,400円 2.4mg:135,000円 |
|---|---|
| 診察料 | 無料(処方がない場合は3,300円) |
| 薬の送料 | クレジットカード決済:500円(15,000円以上で無料) 代金引換:1,000円(15,000円以上で無料) |
| 診療時間 | 月~金曜日:10:00~14:30/15:30~19:00 土・日・祝日:10:00~18:00 |
| 支払い方法 | ・クレジットカード決済 ・代金引換 |
- 女性外来専門のオンラインクリニック
- 新宿院であれば通院してダイエットを進められる
- ウゴービの用量の種類が豊富で自分の予算に合わせやすい
- 15,000円以上の購入で送料が無料になる
- 診療時間が短めな点には注意が必要
イースト駅前クリニックは、女性外来専門のオンラインクリニックです。女性専門だからこそ、女性が抱えるダイエットの悩みや苦痛をより深く理解してくれます。新宿院であれば対面診療にも対応していますので、薬以外の医療ダイエットも検討しやすいのが強みです。
診療時間自体はそこまで長くありませんが、予約不要で土日祝日も診察しているため社会人でも相談しやすくなっています。ウゴービの処方は0.25mg~2.4mgの5段階ですので、自分の目的や予算に合わせたプランを選択しやすいです。
初診料・再診料は、問診後に薬の処方があれば無料です(※ない場合は3,300円)。配送料は支払い方法と購入金額によって変わりますが、ウゴービは15,000円以上なので実質無料となっています。このように、コスパ面を重視したい女性におすすめしたいクリニックです。
DMMオンラインクリニック
| 価格 | 0.25mg:18,700円~/セット 0.5mg:36,300円~/セット 1mg:53,680円~/セット |
|---|---|
| 診察料 | 無料 |
| 薬の送料 | 通常配送:550円 クール宅急便:0円 |
| 診療時間 | 24時間365日 |
| 支払い方法 | ・クレジットカード決済 ・DMMポイント ・PayPay |
- 24時間365日対応のオンライン専門クリニック
- メディカルダイエットを成功に導いてきたドクター陣が在籍
- ウゴービは5段階すべてに対応している
- 単月購入、まとめ買い、定期配送などプランも豊富
- 診察料は無料で配送料も550円なので始めやすい
DMMオンラインクリニックは、24時間365日で予約・診察に対応しているオンライン専門クリニックとして運営しています。実店舗がないため対面診療は選べませんが、在籍しているドクター陣の実績も豊富なので、オンライン診療でも安心して任せることができます。
実際、口コミでもカウンセリングや診察の質が高いと高い評価を得ていました。提供しているGLP-1受容体作動薬の種類も豊富で、ウゴービ以外も選択できるのは嬉しいポイントです。ウゴービは処方される条件が厳しいため、第二の選択肢があるのは安心感にもつながります。
そんなウゴービは、0.25mgから2.4mgまでの5段階すべてに対応しています。最初は0.25mgからスタートですが、徐々に用量を増やせるため大幅な減少にも期待できるでしょう。価格帯も安いですし、DMMポイントを活用することもできます。
プランは単月購入、まとめ買い、定期配送があり、1セットあたりのコスパ重視なら3ヶ月のまとめ買い、コスパと手間を両立させたいなら定期配送がおすすめです。診察料は0円ですし、クール宅急便も0円なので始めやすく続けやすいクリニックと言えるでしょう。
elife
| 価格 | 0.25mg:19,980円~/月 0.5mg:24,980円~/月 |
|---|---|
| 診察料 | 無料 |
| 薬の送料 | 無料 |
| 診療時間 | 7:00~22:00 |
| 支払い方法 | ・クレジットカード決済 |
- 診察を受けるまでの流れがシンプルで分かりやすい
- 目立たない梱包なので中身がバレにくい
- いつでもLINEで相談できるフォローアップ体制
- 請求されるのはウゴービ代のみ
- キャンペーン価格でリーズナブルに始められる
elifeは、アカウントを作成するだけで簡単に診察が受けられるオンラインクリニックです。診察はスマホかパソコンで行われますが、経験豊富な医師が担当してくれるため安心感があります。もし何か不安なことがあっても、フォローアップ体制が充実しているためいつでも相談可能です。
ウゴービの処方が決定すれば、すぐに発送手続きに移ってくれます。目立たない梱包になっていますので、開封しない限り中身がバレる心配もありません。クール宅急便を活用すれば、しっかりと品質を確保した状態で届くのも嬉しいポイントです(※一部地域は不可)。
elifeで請求されるのは、ウゴービ代だけという分かりやすさも良いですね。0.25mgであれば1ヶ月あたり19,980円~、0.5mgであれば24,980円~ですので、ウゴービ代自体もリーズナブルで続けやすいと言えるでしょう。貯まったロイヤリティポイントを決済に使えるため、コスパ面にも優れています。
それに加えて、今なら「初めてelifeメディカルダイエットを利用する方限定」でキャンペーンを実施しています。0.25mg1ヶ月定期便、もしくは3ヶ月定期便の初月がキャンペーン価格になります。2ヶ月目以降は通常価格になりますが、お試し感覚で始められるのは珍しい強みです。
公式サイトへスマルナ
| 価格 | 0.25mg:18,700円~/月 0.5mg:36,300円~/月 1mg:53,680円~/月 |
|---|---|
| 診察料 | 無料 |
| 薬の送料 | 550円 |
| 診療時間 | 24時間365日 |
| 支払い方法 | ・クレジットカード決済 ・atone 翌月払い(コンビニ/口座振替) |
- 経験豊富な専門医療チームがサポートしてくれる
- 予約がしやすく診察当日もスムーズ
- atone翌月払いもあるためクレジットカードがなくても安心
- プランが豊富なので自分に合ったものを選べる
- 最短翌日には薬が届くようにしてくれる
スマルナは、経験豊富な専門医療チームがサポートしてくれるオンラインクリニックです。これまで多くの医療ダイエットに携わってきた実績がありますので、ウゴービの効果を伝えるだけでなく、無理のない生活習慣の工夫点もアドバイスしてくれるといった口コミも見られました。
診察時間は24時間365日ですので、いつでも気軽に予約を行えます。予約自体もWEBから進めることができ、カレンダーから空いている日を選ぶだけなので初めての方でも分かりやすいです。問診表の回答には5~7分ほどかかりますが、それを元に診察を行うためできるだけ正確に回答しておきましょう。
支払い方法は、「クレジットカード決済」か「atoneによる翌月払い」があります。オンラインクリニックはクレジットカード決済のみというケースもあるため、支払いに余裕ができる翌月払いがあるのは強みと言えるでしょう。決済が終われば、最短翌日には薬が届くように手続きしてくれます。
ウゴービの用量も豊富で、自分の生活環境に合った最適なプランを提案してくれます。1.0mg以上の用量でも比較的安いため、始めやすく続けやすいクリニックとも評価できます。診察料は無料で、配送料も550円で安めな点も高評価です。
ウゴービは1ヶ月あたりいくらかかる?
ここからは、ウゴービを使用すると1ヶ月で一体いくらくらいかかるのか解説していきます。ウゴービは保険診療にも対応していますので、自由診療と保険診療の両方が対象です。
自由診療の場合
まずは、自由診療の方を見ていきましょう。自由診療は10割負担となり、薬代も各クリニックで自由に決めることができます。
| 用量 | 相場 | 補足 |
|---|---|---|
| 0.25mg | 19,000~23,000円 | 0.25mgからスタートすることが多いため、キャンペーンや特別料金の対象になっていることも多い。全体的にお手軽価格になっている。 |
| 0.5mg | 37,000~42,000円 | 1.0mg以上になると50,000円を超えるため、0.25mgを終えたら0.5mgで長期間継続するケースも多い。 |
| 1.0mg | 55,000~65,000円 | – |
| 1.7mg | 90,000~110,000円 | 1.7mgから100,000円近くの負担になる。負担を抑えたい方は、0.5mg+食事療法・運動療法で進めるのがおすすめ。 |
| 2.4mg | 130,000~145,000円 | 2.4mgになると非常に高額なため、もし2.4mgを前提に始めるなら保険診療(対面診療)をまず検討してみる。 |
0.25mgと0.5mgしか提供していないクリニックもありますが、表を見て分かる通り1.7mgから一気に金額が高くなります。提供している用量が少ない=ダメというわけではなく、「コスパ良くダイエットを続けられるクリニック」という見方もできますね。
保険適用の場合
続いて、保険診療の場合にかかる費用について見ていきましょう。
| 用量 | 公的薬価 | 適用後の価格 |
|---|---|---|
| 0.25mg | 1,876円 | 2,251円 |
| 0.5mg | 3,201円 | 3,841円 |
| 1.0mg | 5,912円 | 7,094円 |
| 1.7mg | 7,903円 | 9,484円 |
| 2.4mg | 10,740円 | 12,899円 |
※計算式:公的薬価×4(回)×0.3(3割負担)=適用後の価格
ウゴービを保険診療で受診した場合、3割負担で1セット約2,250~13,000円くらいを想定しておきましょう。そこに診察代や検査料などが上乗せされますが、自由診療と比較して圧倒的な安さなのが分かると思います。自由診療の0.25mgよりも、保険診療の2.4mgの方が安いほどです。
そのため、「自由診療で受診する必要はないのでは?」という疑問が出てくると思います。確かに圧倒的な価格差があり、わざわざ自由診療を選ぶメリットはないように感じられます。しかし、保険診療でウゴービを処方されるためには、厳しい条件をクリアする必要があるのです。
ウゴービの保険適用の条件
ウゴービを保険適用させるためには、以下の条件を満たす必要があります。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| BMI | ・35kg/m²以上(下記①に該当する方) ・27kg/m²以上35kg/m²未満(下記①②③のいずれか2つ以上に該当する方) |
| 肥満関連合併症 | ①:2型糖尿病/高血圧症/脂質異常症のいずれかを薬物治療中 ②:脳血管疾患/冠動脈疾患/閉塞性睡眠時無呼吸症候群などの主要合併症 ③:高尿酸血症/非アルコール性脂肪肝疾患/月経異常・女性不妊/肥満関連腎臓病 など計11疾患 |
| 生活習慣療法の実施 | 「食事療法」「運動療法」「行動療法」を6ヶ月以上行い、減量効果が認められなかったと医師が判断すること |
保険診療の条件は複数ありますが、最も分かりやすいのが「BMI数値」と「生活習慣療法の実施」の項目です。BMIとは「[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]」で算出できる数値であり、肥満度を知るための国際的指標のことです。この数値によって痩せ型なのか、正常なのか、肥満なのかが分かります。その数値が35kg/m²なのか、27kg/m²以上35kg/m²未満なのかで条件が異なります。
そして、食事療法・運動療法・行動療法などを6ヶ月以上実施し、減量しなかったと認められる必要もあるのです。「食事量を減らして運動したら体重が減りました!」となった場合、その結果自体は良いことなのですが、保険適用が認められないということですね。
ややこしいのが、肥満関連合併症の項目についてです。どちらのBMIでも2型糖尿病、高血圧症、脂質異常症のいずれかだと診断され、適切な治療を受けていないといけません。さらに、27kg/m²以上35kg/m²未満だった場合には、2つ以上の肥満関連合併症があると診断されないといけないのです。
【結論】自由診療だとすぐに治療が始められる
経済的負担を考えると、保険診療の方が圧倒的に優れていますが、風邪や怪我の保険診療と比較して、条件クリアが非常に厳しいものとなっています。BMIの数値に加えて、肥満関連合併症の検査も実施しないといけません。生活習慣療法の実施結果も必要になりますので、最低でも6ヶ月はウゴービを使うこともできません。
なるべく早めに治療を始めたい方は、自由診療での処方を検討してみてください。
ウゴービとその他GLP-1薬の違い
| 有効成分 | 投与方法 | 投与間隔 | 増量幅 | 価格 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ウゴービ | セマグルチド | 注射 | 週1回 | 5段階 | 0.25mg:19,000~23,000円 0.5mg:37,000~42,000円 |
| サクセンダ | リラグルチド | 注射 | 1日1回 | 5段階 | 1本:18,000~23,000円 |
| マンジャロ | チルゼパチド | 注射 | 週1回 | 6段階 | 2.5mg:20,000円~25,000円 5mg:30,000円~42,000円 |
| オゼンピック | セマグルチド | 注射 | 週1回 | 4段階 | 2mg:20,000~25,000円 |
| リベルサス | セマグルチド | 服用 | 1日1錠 | 3段階 | 3mg:8,000~15,000円 7mg:20,000~25,000円 |
ウゴービの他にもGLP-1受容体作動薬は複数種類あり、有効成分や投与間隔、価格帯などが異なります。それぞれに特徴があり、ウゴービよりも優れている点、劣っている点があるのです。ここからは、そんな各GLP-1受容体作動薬とウゴービにどのような違いがあるのか見ていきましょう。
ウゴービとサクセンダ
ウゴービとサクセンダの大きな違いは、「投与する回数」です。ウゴービは1週間に1回の注射で進めていきますが、サクセンダは毎日1回注射しなくてはいけません。注射が苦手な方には苦痛になってしまいますし、打ち忘れのリスクも考えられるでしょう。
ウゴービとマンジャロ
マンジャロは、2023年4月に発売開始された新しいGLP-1/GIP受容体作動薬です。用量が2.5mg・5mg・7.5mg・10mg・12.5mg・15mgと細かく設定でき、ウゴービよりも1段階多いです。GLP-1とGIPの2つのホルモンに作用することから、効果の高さに期待されている薬でもあります。
マンジャロの臨床結果によると、15mg投与で20%近い体重減少効果が確認されているのに対し、ウゴービは2.4mg投与で13.2%の体重減少効果が報告されています。
副作用の発現率や強さもマンジャロの方が高いとされているため、医師と相談した上でご検討ください。
参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35658024/
ウゴービとオゼンピック
オゼンピックは、ウゴービと同じセマグルチドが含まれたGLP-1受容体作動薬です。「同じ成分なら効果も同じなのでは?」と思われるかもしれませんが、投与量に違いがあります。オゼンピックの最大投与量は2.0mgですが、ウゴービの最大投与量は2.4mgです。
ウゴービの方が最大投与量が多いため、効果には期待できます。ただし、その分だけ副作用も強く発現しやすいです。価格面に関しては、オゼンピックの方がコスパは良いです。
ウゴービとリベルサス
リベルサスもGLP-1受容体作動薬ですが、他の薬と違って大きな違いがあります。それが、リベルサスは「内服薬」という点です。注射で注入するのではなく、錠剤を服用してダイエットを進めていきます。そのため、注射特有の痛みや恐怖といったものがありません。リベルサスから始める方も多いです。
価格面に関しても、少ない用量であれば1ヶ月あたり10,000円以下で抑えられます。効果よりもコストや手軽さを重視したい方は、リベルサスを検討してみてもいいでしょう。
ウゴービの投与方法と治療の進め方
最後に、ウゴービの投与手順と治療の進め方について解説していきます。注射なので難しかったり不安に感じることも多いですが、慣れれば簡単に投与できます。治療期間中の注意点もまとめていますので、そちらもよく読んで理解しておきましょう。
ウゴービの投与方法
まずは、ウゴービの投与方法・手順について解説していきます。
①:注射針を取り付ける
まずは、手指を石けんで洗って清潔な状態にします。その後、注射針の後針をゴム栓にまっすぐ刺し、止まるまでゆっくりと回します。その際、取り付ける注射針はA型専用注射針を使用しましょう。回転が止まったら、「針ケース」と「針キャップ」をまっすぐ引っ張って外します。
【初回使用時のみ動作確認】
点線目盛りをポインターに合わせ、針先から薬液が出るのか確認しましょう。これは初回使用時のみで大丈夫です。
②:投与量を設定する
医師に指示された投与量になるまでダイヤルを回します。ここで大事なのは、指示された用法用量を必ず守ることです。
③:注射する
注入ボタンを押した状態で、6秒以上注射針を刺したままにします。
【注射部位について】
注射する部位は「腹部・大腿・上腕」などありますが、医師の指示に従いましょう。注射する部位は毎回変更し、前回の注射部位よりも2~3cmは離すようにします。
④:注射後
注射が終われば、注射針に「針ケース」をまっすぐ付け、針ケースごと回して外します。使用済み注射針や使用後のペンに関しては、医師の指示に従って処分しましょう。
参考:ウゴービ皮下注MD治療ガイド
ウゴービの用量と治療の進め方
ウゴービの用量は、0.25mg・0.5mg・1.0mg・1.7mg・2.4mgの5段階です。基本は0.25mgからスタートし、4週間の間隔で徐々に増量していくことになります。減量効果には個人差があり、0.25mgで十分な効果が実感できる方もいれば、1.0mg以上じゃないと実感できない方もいます。
ここで大事なのは、効果が実感できなかったからといって自分で勝手に投与量や頻度を変えないことです。効果が出る保証もありませんし、逆に副作用が強く出てしまうリスクがあります。ウゴービの効果を最大限に活かすためには、以下のようなことも意識してみましょう。
- 栄養バランスの良い食事にする(脂質や糖分は少なめに)
- 適度に運動して消費カロリーを増やす
- 十分な睡眠時間を確保して体調を整える
- ストレスを発散する(暴飲暴食を防げる)
投与期間は決められている
ウゴービの投与期間は、最長68週間(約1年4ヶ月)と定められています。そのため、「自分の体質に合っているから生涯続けていきたい!」ということができません。投与を終了すると体重が戻ってしまう可能性もあるため、治療期間中に生活習慣を整えておくことが重要です。
栄養バランスの考えられた献立、適切な睡眠時間、適度な運動習慣など改善しておくと、リバウンドせずに体重・体型を維持しやすいです。もしやり方が分からない場合は、チャットやLINEによるサポート体制が整っているクリニックを選ぶようにしましょう。
ウゴービ使用時の注意点
ウゴービ使用時には、以下のような点に注意しましょう。
・保存方法について
使用前のウゴービは、冷蔵庫(2~8℃)で保管するようにしましょう。もし誤って一度でも凍った場合は、使用せずに指示に従ってください。使用開始後は冷蔵庫(2~8℃)、もしくは室温での保管で問題ありません。ただし、使用開始後6週間以内に使用するようにしましょう。
・打ち忘れについて
ウゴービは1週間に1回の注入ですが、打ち忘れてしまう可能性はあります。その場合、5日以内であればその時点で注射することは可能です。もし5日を超えていた場合は、次回予定日までスキップして注射しましょう。2回分をまとめて注射することはできません。
・在庫状況について
ウゴービは、肥満症治療薬として2023年に承認された新しい薬です。新しい薬+保険診療で肥満症改善が見込めるということもあり、他のGLP-1受容体作動薬と比較して品薄が考えられます。クリニックによっては、0.25mgしか在庫が残っていないということもあるようです。そのため、ウゴービの在庫がなくなる可能性も考え、他のGLP-1受容体作動薬も検討しておくと良いでしょう。