2025年10月29日

「大腸カメラを受けたいけど、恥ずかしくて踏み出せない」
「男性医師に診てもらうのは抵抗がある」
「検査が痛そうで不安…」
このようなお悩みを抱える女性の方は少なくありません。当院では、女性が安心して検査を受けられるよう、毎週火曜日に女性医師による大腸内視鏡検査と肛門診察を実施しています。
女性医師が担当することで心理的な負担が軽減され、リラックスして検査を受けていただけます。また、最新のAI内視鏡システムと鎮静剤を使用し、痛みを最小限に抑えた検査を提供しています。
💡 こんな方におすすめです
✓ 女性医師に検査をお願いしたい
✓ 恥ずかしさで検査を先延ばしにしている
✓ 便潜血検査で陽性だったが不安
✓ 痛みの少ない検査を受けたい

女性が大腸内視鏡検査を受けにくい理由とは?
大腸内視鏡検査は大腸がんの早期発見に非常に有効な検査ですが、多くの女性が「恥ずかしい」という理由で受診をためらっています。実際、女性のがん死亡原因の第1位は大腸がんですが、男性に比べて検診受診率が低いことが問題となっています。
なぜ女性は大腸内視鏡検査を受けにくいと感じるのでしょうか?主な理由を3つご説明します。
理由1:お尻を見せることへの抵抗感
大腸内視鏡検査では、肛門からカメラを挿入するため、お尻の部分が開いた検査着を着用します。医療従事者の前でお尻を見せることに、強い抵抗感を覚える方が多くいらっしゃいます。特に男性医師が担当する場合、この心理的ハードルはさらに高くなります。
理由2:検査時の体勢への不安
検査中は横向きに寝た状態で膝を曲げる体勢をとります。この姿勢を他人の前で取ることに恥ずかしさを感じる方は少なくありません。また、複数の医療スタッフが立ち会うため、プライバシーが十分に守られるのか不安に感じる方もいらっしゃいます。
理由3:検査前の下剤服用への抵抗
検査前日から当日にかけて、腸管洗浄液という下剤を服用し、何度もトイレに通う必要があります。この排便の過程を「恥ずかしい」と感じる方もおり、検査を避ける一因となっています。
💡 でも、安心してください
これらの不安は、女性医師による検査で大きく軽減できます。詳しくは次の項目で解説します。
女性医師が担当するメリット(恥ずかしさ・痛みへの配慮)
女性医師による大腸内視鏡検査は、心理的な負担を大きく軽減します。同性の医師だからこそ得られる安心感と、女性特有の身体的特徴を理解した検査で、より快適に受けていただけます。
女性医師を選ぶ3つのメリットをご紹介します。
恥ずかしさが大幅に軽減される
同性の医師であれば、お尻を見せることへの抵抗感が和らぎます。女性特有のデリケートな悩みも相談しやすく、リラックスして検査を受けられます。緊張が少ないと鎮静剤の効果も高まり、より快適な検査が可能です。
女性特有の症状を相談しやすい
「生理中でも検査できる?」「妊娠・出産後の痔が気になる」「便秘と生理の関係」など、女性特有のお悩みも同性だからこそ共感をもって聞いてもらえます。遠慮なく何でもご相談ください。
女性の身体的特徴を理解している
女性は男性に比べて腸が長く、大腸カメラ検査で痛みを感じやすい傾向があります。女性医師は女性の身体的特徴を熟知しており、丁寧な操作で痛みへの配慮も行き届いています。
🌸 患者様の声
「女性医師だったので、恥ずかしさがほとんどありませんでした」
「気づいたら検査が終わっていて、こんなに楽だと思わなかった」
こうしたお声を多数いただいています。
日本大腸肛門病学会:大腸内視鏡検査とは→https://www.coloproctology.gr.jp/modules/citizen/index.php?content_id=34
当院では火曜日に女性医師による大腸内視鏡・肛門診察を実施しています
当院では、毎週火曜日に女性医師が在籍しており、ご希望の方には女性医師による大腸内視鏡検査と肛門診察を実施しています。消化器内視鏡専門医の資格を持つ経験豊富な女性医師が、丁寧に診察・検査を担当いたします。
👩⚕️ 女性医師の診察日
| 曜日 | 担当医 | 診療内容 |
|---|---|---|
| 火曜日 | 青柳賀子 (消化器内視鏡専門医) |
・大腸内視鏡検査 ・肛門診察 ・腸活外来 ・メディカルダイエット外来 |
⚠️ 重要:女性医師をご希望の方へ
予約時に必ず「女性医師希望」とお伝えください。指定がない場合は男性医師が担当する場合がございます。
📝 予約方法
初診・再診ともに予約制です。WEB予約または電話予約の際に「女性医師希望」とお伝えください。火曜日の空き状況をご案内いたします。
こんな症状でお悩みの方へ
✓ 便潜血検査で陽性
✓ 血便・下血がある
✓ 便秘・下痢が続く
✓ 痔(いぼ痔・切れ痔)
✓ 肛門の痛み・出血
✓ 排便時の違和感
💡 女性専用の配慮も充実
女性専用更衣室・トイレを完備し、プライバシーに配慮した導線設計。検査前後も女性スタッフが全面サポートいたします。
痛みを最小限にする当院の大腸内視鏡の特徴
当院では、最新の内視鏡システムと鎮静剤を使用し、痛みを最小限に抑えた大腸内視鏡検査を提供しています。「痛い」「苦しい」というイメージを持たれがちな検査ですが、技術の進歩により快適に受けていただけるようになりました。
🔬 AI搭載の最新内視鏡システム
当院では、オリンパス社製EVIS X1システムとEndoBrain Eyeを導入しています。AI(人工知能)が病変を自動検出し、小さなポリープも見逃しにくい高精度な検査を実現しています。
高画質AIシステムのメリット:
・病変の早期発見率が向上
・検査時間の短縮(体への負担軽減)
・より正確な診断が可能
💊 鎮静剤を使用した無痛検査
ご希望の方には鎮静剤を使用します。ウトウトと眠ったような状態で検査を受けられるため、痛みや不快感をほとんど感じることなく検査が終了します。多くの患者様が「気づいたら終わっていた」とおっしゃいます。
鎮静剤使用のメリット:
・検査中の痛み・不快感を大幅に軽減
・緊張がほぐれ体の力が抜ける
・医師がスムーズに検査を進められる
👩⚕️ 専門医による丁寧な挿入技術
大腸肛門病専門医が、患者様一人ひとりの腸の形状に合わせて丁寧に内視鏡を挿入します。女性は男性に比べて腸が長く屈曲していることが多いため、無理な挿入は行わず、痛みが出ないよう細心の注意を払います。
📊 検査実績
当院では年間多数の大腸内視鏡検査を実施しており、豊富な経験に基づく安全で正確な検査を提供しています。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本大腸肛門病学会専門医・指導医が在籍しています。
💡 鎮静剤使用後の注意
鎮静剤を使用した場合、検査当日は車・バイク・自転車の運転ができません。公共交通機関またはご家族の送迎でご来院ください。
初めてでも安心できる検査当日の流れ
初めて大腸内視鏡検査を受ける方でも安心していただけるよう、検査当日の流れを詳しくご説明します。女性スタッフが常にサポートしますので、不安なことがあればいつでもお声がけください。
来院・受付
予約時間にご来院いただき、受付で保険証と診察券をご提示ください。女性医師をご希望の旨を改めてお伝えいただくとスムーズです。
⏱ 所要時間:5分
女性専用更衣室で着替え
女性専用の個室更衣室で、お尻の部分が開いた検査着にお着替えいただきます。検査着を着たまま検査を行いますので、ずっとお尻を出したままではありません。女性スタッフがご案内します。
⏱ 所要時間:5分
検査前の準備
検査室に移動し、点滴ルートを確保します。ご希望の方には鎮静剤を投与します。横向きに寝た状態で膝を軽く曲げる体勢をとります。女性スタッフが常に付き添います。
⏱ 所要時間:5分
検査(10〜20分)
女性医師が肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体を観察します。鎮静剤を使用している場合は、ウトウトと眠っている間に検査が終わります。ポリープが見つかった場合は、その場で切除することもあります。
⏱ 所要時間:10〜20分
リカバリー・結果説明
検査後はリカバリールームで30分〜1時間程度お休みいただきます。鎮静剤の効果が落ち着いたら、女性医師が検査結果を丁寧に説明します。撮影した画像を見ながら、今後の治療方針も一緒に考えます。
⏱ 所要時間:30分〜1時間
⏰ 検査全体の所要時間
来院から帰宅まで、約2〜3時間を目安にお考えください。余裕をもったスケジュールでご来院いただくことをおすすめします。
⚠️ 検査当日の注意事項
・鎮静剤使用の場合は車・バイク・自転車の運転不可
・検査後は食事制限なし(すぐに食事可能)
・ポリープ切除を行った場合は医師の指示に従ってください
🌸 女性が気になるお悩み
「生理中でも大腸内視鏡検査を受けられる?」「肛門診察は避けた方がいい?」
女性特有のデリケートなお悩みについて、専門医が詳しく解説しています。
よくある質問(女性から多いお悩みQ&A)
はい、毎週火曜日に女性医師(青柳賀子医師・大腸肛門病専門医)が在籍しています。 ご希望の場合は、予約時に「女性医師希望」とお伝えください。 指定がない場合は男性医師が担当する場合がありますのでご注意ください。
通常、医師1名と看護師1〜2名が立ち会います。 女性医師をご希望の場合、看護師も女性スタッフが担当します。 プライバシーを守る体制で検査を行いますのでご安心ください。
はい、生理中でも大腸内視鏡検査は可能です。検査は肛門から行うため、 月経による膣からの出血は影響しません。 タンポンや月経カップをご使用いただくとより快適に受けられます。 詳しくは、 生理中の検査についての解説 をご覧ください。
鎮静剤を使用する場合、ほとんど痛みを感じずに検査を受けられます。 女性は腸の屈曲が強いことがあり痛みを感じやすい傾向がありますが、 当院の女性医師は女性特有の腸の特徴に合わせ、丁寧な操作で痛みを最小限に抑えます。
妊娠中は母子への安全性を考慮し、原則として検査は行いません。 授乳中は検査可能ですが、鎮静剤を使用する場合は当日の授乳を控えていただく必要があります。
はい、女性スタッフは常時在籍しています。 火曜日以外でも女性スタッフが検査前後をサポートします。 ただし女性医師をご希望の場合は火曜日の予約が必要です。
はい。便潜血陽性は大腸ポリープや大腸がんの早期発見につながる重要なサインです。 恥ずかしさで先延ばしにせず、女性医師による検査をご検討ください。
保険適用3割負担の場合、大腸内視鏡検査のみで約6,000〜8,000円です。 ポリープ切除を行う場合は約20,000〜30,000円になります。
当院では、露出を最小限に抑える専用検査着を使用し、 体が必要以上に見えないようにしています。 女性医師を希望した場合は医師・看護師ともに女性が担当し、 プライバシーに配慮した環境で検査を行います。
基本は「左側を下にして横向きに寝る姿勢」で行います。 過度な露出が必要な姿勢ではありません。 タオルで腰・臀部がしっかり覆われるため、見える範囲は最小限です。
検査時は検査着に着替えていただくため下着は外しますが、 服装は上下が分かれたスタイルが脱ぎやすくおすすめです。 スカートも問題ありません。
まとめ
「恥ずかしい」「痛そう」という理由で大腸内視鏡検査を先延ばしにしている女性の方は少なくありません。しかし、女性のがん死亡原因の第1位は大腸がんであり、早期発見・早期治療が何より重要です。
当院の女性医師による検査で安心
✓ 毎週火曜日に女性医師が在籍
消化器内視鏡専門医の資格を持つ経験豊富な女性医師が、恥ずかしさに配慮しながら丁寧に検査を行います。
✓ 最新AI内視鏡システムで痛みを最小限に
オリンパス社製EVIS X1とEndoBrain Eyeを導入。鎮静剤使用で、ウトウト眠っている間に検査が終わります。
✓ 女性専用の配慮が充実
女性専用更衣室・トイレ完備。女性スタッフが検査前後を全面サポートします。
✓ 生理中でも検査可能
女性特有の悩みも気軽に相談でき、生理中・授乳中でも安心して検査を受けられます。
恥ずかしさや不安から検査を先延ばしにせず、まずはお気軽にご相談ください。
女性医師と女性スタッフが、あなたの健康を守るために全力でサポートいたします。
アクセス
おなかとおしりのクリニック 東京大塚
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-34-7 大塚carna 2階
📞 03-6912-5995

監修:東京都豊島区おなかとおしりのクリニック 東京大塚
院長 端山 軍(MD, PhD Tamuro Hayama)
資格:日本消化器病学会認定 消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医・指導医
日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医・指導医・評議員
日本外科学会認定 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定 消化器外科専門医・指導医
日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医
日本消化器外科学会認定 消化器がん外科治療認定医
帝京大学医学部外科学講座非常勤講師
元帝京大学医学部外科学講座准教授
医学博士 など
院長プロフィール

