ラーメンを食べると下痢になる?医師が原因と種類別のポイントを解説|豊島区大塚の内科・消化器内科・肛門科・内視鏡|大塚駅南口1分|おなかとおしりのクリニック 東京大塚

〒170-0005東京都豊島区南大塚3-34-7 大塚carna2階

03-6912-5995

WEB予約
受付(下層メインビジュアル - PC)

ラーメンを食べると下痢になる?医師が原因と種類別のポイントを解説

ラーメンを食べると下痢になる?医師が原因と種類別のポイントを解説|豊島区大塚の内科・消化器内科・肛門科・内視鏡|大塚駅南口1分|おなかとおしりのクリニック 東京大塚

2025年7月03日

ラーメンを食べると下痢になる?医師が原因と種類別のポイントを解説

「ラーメンを食べたあとお腹がゆるくなる」「必ず下痢になる」というお悩みはとても多いです。
当院の消化器内科でも、「ラーメン 下痢」の相談はよくあります。

今回は、ラーメンで下痢になる理由を大腸肛門病専門医師が解説し、種類別の特徴や対策をまとめました。

ラーメンで下痢になる理由

・高脂肪:こってりスープは脂肪性下痢を起こしやすい
・高塩分:塩分で腸内に水分が移動し、便がゆるくなる
かんすい・グルテン:腸への刺激
・香辛料・添加物:腸の蠕動を過剰に活発化
・過敏性腸症候群(IBS):刺激で症状悪化

かんすいとは?

ラーメンの麺特有の風味やコシを出すために使われるアルカリ性の添加物(炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどの混合物)。
腸への刺激を感じる人もいます。
胃酸分泌を促し、胃もたれや下痢の原因になることも。

小麦粉・グルテンとは?

ラーメンの主成分である小麦粉には「グルテン」が含まれます。
グルテン過敏症や軽い不耐症の方では腸粘膜を刺激し、下痢を引き起こすことがあります。
IBS(過敏性腸症候群)の方も要注意

ラーメン種類別 下痢を引き起こしやすい特徴

🍜 豚骨ラーメン
動物性脂肪が多い
こってりスープが脂肪性下痢の原因に
🍜 味噌ラーメン
味噌の塩分+背脂
発酵成分も腸を刺激することがある
🍜 醤油ラーメン
比較的あっさりでも塩分は高め
スープ完飲はNG
🍜 塩ラーメン
透き通った見た目でも高塩分
浸透圧性下痢を起こす人も
🌶️ 激辛ラーメン
カプサイシンで腸の蠕動が過剰
速攻トイレに行きたくなる人も

下痢を防ぐ食べ方の工夫

✅ スープを全部飲まない
✅ 脂身の多いトッピングは控える
✅ 辛さを控える
✅ よく噛んでゆっくり食べる
✅ 食後にすぐ冷たい飲み物を飲むことを避ける

特に腸を冷やすと蠕動運動が活発になり、下痢を誘発します。

【まとめ】

ラーメンは美味しいですが「脂質」「塩分」「香辛料」「添加物」など下痢を誘発する要素が多い食べ物です。
特に過敏性腸症候群(IBS)など腸が敏感な方は、種類や食べ方を意識しましょう。

「ラーメンを食べると必ず下痢になる」「お腹が痛くてつらい」など症状が続く場合は、消化器内科専門医の受診をおすすめします。
当院でも腸のトラブルのご相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。

【公式】おなかとおしりのクリニック 東京大塚

TOP