胃が痛い・腹痛(食べた後によくお腹が痛くなる)
胃が痛い・腹痛(食べた後によくお腹が痛くなる)
「最近なんとなく胃が痛い…」「みぞおちがチクチクする感じが続いている」そんな違和感を抱えながらも、つい忙しさにかまけてそのままにしていませんか?
胃の痛みは、単なる疲れや食べ過ぎだけではなく、思わぬ病気が隠れているサインである事も少なくありません。
この記事では、胃が痛い原因として考えられるものを幅広く紹介し、自宅でできる対処法や注意すべき症状、そしてなぜ内視鏡検査が必要なのかについて詳しく解説します。読み終わる頃には、自分の胃痛がどの段階にあるのか、どのように行動すべきかが見えてくるはずです。
胃の痛みには様々な原因があります。ここでは代表的なものをご紹介します。
強いストレスや睡眠不足、暴飲暴食が続くと、自律神経のバランスが崩れ、胃の働きや胃酸分泌に影響が出ます。その結果、胃痛や食後の重さといった症状が現れます。
これは「機能性ディスペプシア」と呼ばれ、検査で異常が見つからなくても症状が続くのが特徴です。
胃の粘膜に炎症が起こる病気です。暴飲暴食、カフェインやアルコールの摂取、ピロリ菌感染などが関係しています。慢性胃炎では「なんとなく胃が重い」「胃の奥がジンジンする」といった違和感が長く続きます。
粘膜の深い部分に傷ができる病気です。ピロリ菌感染や痛み止め(NSAIDs)の常用が主な原因で、空腹時や夜間に痛みが強まるのが特徴です。
脂っこい食事や辛いもの、長い空腹時間、冷たい飲み物の大量摂取などは、胃に過剰な負担をかけ、一時的な胃痛を引き起こすことがあります。
初期の胃がんはほとんど症状が出ませんが、胃の違和感や痛みが長期間続く場合は精密検査が重要です。
特に注意が必要な方
50歳以上の方 / 家族に胃がんの既往がある方 / 喫煙や飲酒の習慣がある方
胃痛に関しまして、こちらもご参照ください。
胃の痛みが長引いたり、いつもと異なる違和感を感じたりした場合は、放置せず専門医に相談する事が重要です。
たとえば、胃痛が1週間以上続いている場合や、食欲が明らかに落ちてきた場合、急激に体重が減った場合などは、体内で異変が起きている可能性があります。また、吐き気や嘔吐を伴う胃痛、みぞおちの奥のほうがズキズキするような深い痛み、夜間に痛みで目が覚めるようなケースも注意が必要です。
さらに、吐血や黒色便といった消化管出血が疑われる症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。こうしたサインは、胃潰瘍や胃がんといった重篤な疾患の初期症状である事があります。
胃痛を感じたら、まず「食べ過ぎ・飲み過ぎ」を控えることが大切です。

横になって楽な姿勢をとる(左側を下にすると楽な人も多い)
腹巻きや温かい飲み物で胃を冷やさない
胃が痛いときは、腹八分目を心がけ、一度に食べる量を減らしましょう。
一度に大量の食事や脂っこい料理をとると、胃酸が大量に分泌され、胃の粘膜が強く刺激されます。
その結果、キリキリした痛みや胃もたれ、胸やけなどが起こりやすくなり、夜間の胃痛にもつながります。
アルコールやコーヒー・エナジードリンク・濃いお茶などに含まれるカフェインは、胃酸の分泌を促進し、胃の粘膜にダメージを与えやすい飲み物として知られています。胃に痛みがある状態でこれらを飲んでしまうと、一度おさまった痛みが再発したり、なかなか症状が良くならなかったりする可能性があります。中でも、就寝前の飲酒やコーヒー摂取は、夜間の胃痛・胸やけ・逆流性の症状を引き起こしやすくなるため要注意です。胃に違和感や不調がある期間は、アルコールとカフェインを含む飲料を避けることをおすすめします。
胃の痛みが長期間続いている方や、「夜間に繰り返し同じような痛みで起きてしまう」「便の色が黒い」「最近体重が落ちてきた」といった症状がみられる場合は、内視鏡検査(胃カメラ)によって原因を調べることが重要です。胃カメラでは、胃や十二指腸の粘膜の状態を直接確認できるため、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・ポリープ・がんといった、レントゲン検査や採血だけでは発見しづらい疾患も早い段階で発見することが可能です。当院では鎮静剤を使用し、ウトウトと眠った状態で検査を受けていただけるため、「胃カメラは初めてで不安」「つらい検査ではないか心配」という方でも、リラックスして受けていただけるよう環境整備と丁寧な対応を徹底しています。
軽度の胃痛であれば一時的に市販薬を使って様子を見ても構いませんが、心配な方は早めに医療機関を受診してください。また、1週間以上症状が続く場合や、繰り返す場合は必ず医師の診察を受けてください。
当院では鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡)や、鎮静剤を用いた「眠っている間に終わる検査」も可能です。ご希望に合わせて選択できますのでご安心ください。
はい、ピロリ菌は慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因の一つとされています。胃痛がある方は、ピロリ菌の検査もおすすめです。
内視鏡検査では、胃がんや前がん病変、ポリープなども早期に発見可能です。特に50歳以上の方や家族歴がある方は、一度検査を受けておくと安心です。
当日の空き状況によりますが、初診でも当日予約を受け付けています。事前にお電話またはWebサイトからご確認ください。
「胃が痛い原因がわからない」「なんとなく続く違和感が不安」そんなお悩みを放置してしまうと、重篤な疾患の発見が遅れてしまうリスクがあります。症状が軽いうちに、正しい診断を受ける事が、結果的に心身の負担を減らす事につながります。
胃が痛いと感じたら、まずは生活習慣の見直しを。そして症状が続くようなら、内視鏡検査を受ける事を前向きに検討しましょう。「おなかとおしりのクリニック東京 大塚」では、患者様一人ひとりに寄り添い、丁寧で負担の少ない診療を心がけています。
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