
肛門周囲炎
肛門周囲炎
肛門周囲炎は、肛門の周囲の皮膚に炎症が起こる病気です。多くは細菌による感染が原因で、赤みやかゆみ、ヒリヒリ感を伴う事が多く、湿疹のような見た目になる事もあります。排便時に違和感や痛みが出る事もあり、慢性化すると皮膚のただれやびらんが進行する場合もあります。
治療では、抗菌作用のある軟膏や内服薬を使用し、患部を清潔に保つ事が基本となります。また、皮膚疾患との見分けが重要となるため、当院では皮膚科的な視点も取り入れながら、丁寧に診断と治療を進めてまいります。
肛門の病気はデリケートな問題であるため、症状があってもなかなか受診に踏み切れないという方も多いかと思います。しかし、我慢を続ける事で症状が悪化し、治療がより複雑になるケースも少なくありません。
当院では、患者様のプライバシーを尊重しながら、安心して診察・治療を受けていただける環境を整えております。特に、「手術は不安」「入院せずに治したい」という方には、日帰りで受けられるジオン注射(ALTA療法)をおすすめしています。身体への負担が少なく、治療後の回復も早いため、忙しい日常を送る多くの方々に選ばれている治療法です。
「痔かもしれない」「おしりに違和感がある」といった小さな気づきも、早期の受診によって大きなトラブルを防ぐきっかけになります。どうぞお気軽にご相談ください。私たちは、皆様のおしりの健康を守るパートナーとして、丁寧で温かい医療を提供してまいります。
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