2025年7月10日

東京でアニサキスに悩む患者様、安心して治療を受けられるクリニックをお探しですか?
豊島区にある「おなかとおしりのクリニック 東京大塚」では、土曜でも当日可能な無痛内視鏡検査を提供しています。
1.東京でアニサキスに苦しむ方への対策
「生魚を食べた後、突然みぞおちに強烈な痛みが…」
そんな経験をお持ちの方もいるかもしれません。その痛みの原因として近年とても多いのが 「アニサキス症」 です。アニサキス症は、魚介類を生食することで寄生虫アニサキスが人の胃や腸壁に侵入し、激しい炎症を引き起こす食中毒です。日本は刺身・寿司文化が根強いため、近年も症例数が増加しており、厚生労働省の食中毒統計でも上位の原因となっています。この記事では「アニサキス 胃」という視点で、特に胃アニサキス症の症状、診断、治療法、予防策まで医師監修の立場で詳しく解説します。
生魚を安全に楽しむためにも、ぜひ最後までお読みください。
アニサキスとは?
アニサキス感染の症状や治療方法、当クリニックの優れた診療体制まで詳しくご紹介いたします。気になる患者様はこの記事を参考に不安を解消してください。アニサキスに関する問題解決の一歩を踏み出しましょう。
寄生虫の特徴
アニサキスは線虫(回虫の仲間)に分類される寄生虫です。
成虫は海洋哺乳類(クジラ、イルカなど)の胃に寄生し、卵を海中に産みます。幼虫はオキアミや魚類に移り、最終的に海洋哺乳類に食べられてライフサイクルを完結します。
人間は本来の宿主ではないため、体内で成長や繁殖はできません。
しかし、人がアニサキス幼虫を含む生魚を食べると、胃や腸の粘膜に侵入し、強いアレルギー性炎症を引き起こします。
寄生する魚介類
アニサキスは多くの魚介類に寄生します。特にリスクが高いものは:
・サバ(しめさば含む)
・イカ
・アジ
・サンマ
・カツオ
・サケ
・タラ
・ホッケ
・キンメダイ
実際には「天然物の魚介類すべてに寄生の可能性がある」と考えるべきです。
冷凍処理をしていない魚を生食する際は、特に注意が必要です。
アニサキス症の発症メカニズム
生魚を食べた際に、アニサキス幼虫が人の消化管内に侵入します。
1.胃内での侵入
食後数時間以内に胃壁に潜り込みます。
2.腸への移行
胃を通過し、小腸や大腸壁に侵入することも。
3.アレルギー性反応
体が寄生虫を異物と認識し、激しい炎症を起こす。
アニサキスは人の体内で成虫にはなれず、1週間程度で死滅しますが、その間に強い症状を引き起こします。
胃アニサキス症の症状
「アニサキス 胃」で検索する方が多い理由は、胃アニサキス症特有の強烈な痛みがあるからです。
・生食から数時間後(典型例は2〜8時間以内)
・みぞおちをえぐるような激痛
・患者さんは「ナイフで刺されたよう」「脂汗が出る」と形容する
・吐き気、嘔吐を伴うことも
・夜間に痛みで救急外来を受診するケースも非常に多く、痛み止めが効きにくいのも特徴です。
腸アニサキス症の症状
・食後12時間〜数日後に発症
・下腹部痛
・腸閉塞のような症状(腸管内の浮腫、狭窄による)
・腸アニサキス症は内視鏡では発見・摘出が困難なため、診断が難しい場合もあります。CTなど画像診断で腸管
壁の肥厚所見が見られることもあります。
アニサキス症の診断
胃アニサキス症は比較的診断が容易です。
・内視鏡検査がゴールドスタンダード
⇒ 胃粘膜に潜り込むアニサキス幼虫を直接確認
⇒ 鉗子で摘出可能
内視鏡での摘出により症状は劇的に軽快します。

腸アニサキス症は内視鏡で届かない場合が多く:
既往歴(生魚摂取歴)
痛みの部位や発症タイミング
画像検査(CTなど)での腸壁肥厚
などを総合的に評価します。
アニサキス症の治療法
アニサキス感染が疑われる場合は、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。診断がついた際には、内視鏡を使ってアニサキスの幼虫を直接除去する治療が一般的に行われます。
内視鏡による除去が難しいケースでは、症状を和らげるための薬物療法が選択されます。具体的には、痛みを抑える薬や抗アレルギー薬などが処方されることがあります。
また、自然に症状が軽快する場合もありますが、その場合は改善までに1週間以上かかることもあります。
胃カメラ(胃内視鏡)による摘出
・胃アニサキス症の標準治療
・内視鏡で虫体を摘出すると即座に痛みが消えることが多い
・緊急内視鏡が必要な場合も多い
・当院でも鎮静剤を使用し、苦痛を抑えた内視鏡摘出を行っています

保存的治療
・腸アニサキス症は摘出困難
・痛み止め(NSAIDsなど)投与
・腸閉塞がひどいときは、絶食・輸液管理
・アニサキスは人の体内で長期生存できず、1週間程度で死滅する。
・多くの場合、自然排出を待つ
2.おなかとおしりのクリニック 東京大塚の紹介
おなかとおしりのクリニック 東京大塚は、東京都豊島区に位置している消化器内科、肛門科、内視鏡専門のクリニックです。最新の医療機器を導入し、胃腸の不調を抱える患者様に適切かつ迅速な診療を提供しています。
2.1. JR山手線大塚駅、東京さくらトラム大塚駅前から徒歩1分
おなかとおしりのクリニック 東京大塚は、JR山手線大塚駅、東京さくらトラム大塚駅前から徒歩わずか1分の距離にあります。この抜群のアクセスの良さにより、仕事帰りや少しあいた時間帯にも立ち寄りやすく、たくさんの患者様に利用頂いております。
2.2. 消化器専門医による信頼の診療
おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、経験豊富な消化器内視鏡専門医が常駐し、患者様一人ひとりに合った診療を提供しています。専門医による診療は、早期発見と迅速な対策に注力しています。
さらに、専門知識を有するスタッフが丁寧に患者さんの声に耳を傾け、不安の解消をサポートしています。こうした安心感のある診療体制が、多くの患者さんから高い評価を得ています。
2.3. 平日(水以外)・土曜日は、当日でも胃カメラ検査可能
おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、忙しい現代のライフスタイルに合わせて土曜午前も診療を行っており、当日の胃カメラ検査にも対応可能です。急な胃腸の不調を感じた際にも、すぐに受診いただける体制を整えています。週末しか時間が取れない方や、平日に急な症状が出た方にも大変便利です。
さらに、オンライン予約にも対応しており、待ち時間の短縮やスムーズな診療を心がけています。
3. アニサキス症に対する当日診療検査(胃カメラ検査)のメリット
当日予約の胃カメラ検査(胃内視鏡検査)はアニサキス症のように、突発的な体調不良に対して迅速に対応できる点が大きな魅力です。
3.1. 忙しい日常でも安心の当日診療
おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、当日検査にも対応しており、急な体調不良や軽度の症状でもすぐに受診できます。これにより、お仕事やご家庭の予定を大きく変えることなく、安心して健康チェックを行っていただけます。
3.2. 緊急時に役立つ当日対応
アニサキスによる胃の不調などは、症状が出たら早めの治療が大切です。当院では当日内視鏡検査にも対応しており、こうした緊急時にも安心してご相談いただける体制を整えています。
3.3. 当日診療を受けるための手順
当院で当日診療を希望される場合は、まずお電話でご連絡ください。その際に受付時間や必要な持ち物をご確認いただくとスムーズです。ご来院時には保険証や身分証明書をお持ちください。

4. 無痛内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の特徴と利点
無痛胃カメラ検査は、患者様の負担を大きく軽減するための先進的な検査法です。従来の内視鏡検査と比べ、痛みや不快感をほとんど感じることなく受けられます。そのため、検査に不安を感じている方や痛みに敏感な方に特に適しています。さらに、事前の緊張を和らげ、リラックスした状態で検査を受けられるのも大きな特長です。
4.1. 無痛内視鏡とは — 通常の内視鏡との違い
無痛胃カメラ検査とは、鎮静剤を使用して痛みや不快感を抑えながら行う胃カメラ検査(胃内視鏡検査)です。通常の内視鏡に比べて、身体への負担が少なく、特に口から内視鏡を挿入する際の違和感や吐き気を大幅に軽減できます。
通常の内視鏡では意識がある状態で検査を受けるため、医師とその場で会話しながら進めることが可能です。一方、無痛内視鏡では鎮静状態になるため、検査中のコミュニケーションは難しくなります。また、鎮静剤を使用するため、検査当日は車・バイク・自転車の運転ができません。
無痛内視鏡は通常の内視鏡に比べて不快感や負担が少ないのが大きな利点です。ただし、リアルタイムの会話ができないなどの制約もあるため、患者様の希望や状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
5. 内視鏡検査の種類と選び方
内視鏡検査とは、先端にカメラがついた細い管を体内に挿入し、消化管などの内部を直接観察する検査です。胃カメラ、大腸内視鏡、小腸内視鏡など、検査する部位や目的に応じてさまざまな種類があります。それぞれの検査は、調べたい部位や症状に合わせて選ばれます。
6.1. 胃カメラと大腸カメラの違い
胃カメラ検査は口や鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を観察します。胃潰瘍や胃がんの早期発見、また胃もたれや胸やけなどの原因を調べる際に役立ちます。
一方、大腸カメラ検査はおしり(肛門)から挿入して大腸を観察します。大腸ポリープや大腸がんの早期発見が主な目的で、腹痛や血便などの原因を調べる際にも重要です。これらの検査は、使うカメラや挿入方法が異なり、症状や目的に応じて選択されます。
6.2. 各種内視鏡検査の適応と選び方
内視鏡検査にはさまざまな種類があり、症状や診断の目的に合わせて選ばれます。
・胃カメラ検査は食道、胃、十二指腸の異常を調べるために使用され、胃痛、食欲不振、胸やけなどの症状があるときに適応されます。
・大腸カメラ検査は大腸の異常を確認する検査で、血便、下痢、腹痛などの症状がある場合に行われます。
・小腸内視鏡検査は小腸の病変を調べるために使われます。検査の必要性や方法については、事前に消化器内視鏡専門医師としっかり相談することが大切です。
6.3. 内視鏡検査を受ける前の準備
内視鏡検査を受ける際は、事前の準備がとても重要です。
・胃カメラ検査の場合、前日の夜から食事を控え、当日は絶食します。
・大腸カメラ検査では、腸をきれいにするために下剤を服用し、前日は液体食中心の食事を取ることが推奨されます。
また、検査当日は動きやすい服装で来院し、アクセサリーや時計などは外しておくとスムーズです。これらの準備をしっかり行うことで、検査を安全かつ円滑に進めることができます。

7. 女性に内視鏡検査に優しいおなかとおしりのクリニック 東京大塚の患者様サポート
おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、患者様それぞれの状況に合わせたきめ細やかなサポートを行っています。初診から治療計画の立案、治療後の経過フォローまで、すべての段階で丁寧に対応いたします。
7.3. 女性が安心して治療を受けるための取り組み
おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、消化器内視鏡専門医を取得した女性医師による胃カメラ検査、大腸カメラ検査、肛門診察を行っております(火曜日限定)。
女性の患者様にも安心して内視鏡検査(胃カメラ検査・大腸カメラ検査)を受けていただけるよう、充実した設備と配慮を整えています。
・女性専用個室をご用意しており、プライバシーをしっかり確保しながらリラックスしてお過ごしいただけます。
・女性専用更衣室を完備しているため、着替えの際も安心です。
・院内には半個室の下剤服用スペースを設けており、検査前の準備も周囲を気にせず落ち着いて行えます。
こうした環境づくりを通じて、女性の患者様が不安なく内視鏡検査を受けられるよう、細やかなサポートを心がけています。
また、スタッフ一同、患者様への親切で丁寧な対応を大切にしています。そのため、患者様がリラックスし、安心して治療を受けられるよう配慮しています。さらに、診療内容の透明性を重視し、治療方法や期待される効果についてもわかりやすく丁寧にご説明することを心がけています。
豊島区で内視鏡検査をご希望の際は、おなかとおしりのクリニック 東京大塚をご利用ください。

監修:おなかとおしりのクリニック 東京大塚
院長 端山 軍(MD, PhD Tamuro Hayama)
資格:日本消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本大腸肛門病学会指導医・専門医・評議員
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
帝京大学医学部外科学講座非常勤講師
元帝京大学医学部外科学講座准教授
医学博士