大腸内視鏡とは？何を調べる検査？

大腸内視鏡検査では、肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体の粘膜を直接観察することができます。
以下のような病変の早期発見に非常に有効です。

• 大腸ポリープ（がん化する前の病変）
• 大腸がん
• 潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患
• 虚血性腸炎
• 憩室症など

特に大腸がんは、日本人女性で最も罹患数が多いがんです。
早期に発見されれば、内視鏡治療だけで完結するケースもあります。

当院のこだわり

①AI内視鏡検査でより正確に

おなかとおしりのクリニック 東京大塚では、AI（人工知能）を搭載した最新の内視鏡システムを導入しています。
AIによる病変検出システムは、検査中の画像をリアルタイムで解析し、ポリープなどの病変を自動で検出します。
医師の目視とAIを用いた病変描出検出システムの検出を組み合わせることで、

• 見逃しのリスクを大幅に減らす
• 小さく分かりにくい病変も発見できる
• 検査後の説明も視覚的にわかりやすい

という精度と安心感の向上が可能になります。
AIが補助することで、早期発見・早期治療につながりやすくなっています。

AI内視鏡イメージ動画

実際にAIの病変描出システムが検出したポリープ画像

②無送気軸保持短縮法で痛みを抑える挿入技術

③鎮静・鎮痛剤で快適な検査

さらに当院では、ご希望に応じて鎮静剤と鎮痛剤を併用し、ウトウトと眠っているような状態で検査を受けていただけます。
そのため、

• 検査中の痛みや不快感を感じにくい
• 精神的な緊張も和らぐ
• 「いつの間にか終わっていた」という声も多い

というように、リラックスして検査を受けられます。
薬剤の使用量は年齢や体格、既往歴に応じて慎重に調整し、安全を最優先にしています。

④女性にやさしい環境づくり

姿勢や体位変換でさらにやさしく

大腸カメラは通常、左側臥位（左を下にして横になる姿勢）で検査を開始します。
これは腸の形状に沿ってスコープをスムーズに挿入するための基本姿勢です。
挿入が難しい場合や、よりスムーズな観察が必要なときは、

• 一時的に仰向けになっていただく
• お腹の上から軽く圧迫する

といった体位変換や補助操作を行います。
これも、安全で負担の少ない検査を行うための大切な工夫のひとつです。

下剤の服用もサポート体制あり

検査前には腸内をきれいにするために下剤を服用していただきます。
当院では、下剤を飲むための半個室スペースを用意しており、他の方の目を気にせずに過ごせます。
また、下剤の種類や量についても、味・飲みやすさ・体質などを考慮し、個別に対応しています。

まとめ：早期発見のために、今こそ一歩を

大腸内視鏡検査は、「つらい」「痛い」「恥ずかしい」という印象から敬遠されがちですが、
当院では、

• AIを用いた病変描出支援システムによる高精度な検査
• 軸保持短縮法によるやさしい挿入
• 鎮痛・鎮静で苦痛を最小限に
• 女性にやさしい環境
• プライバシー重視の設備

を整えており、初めての方でも安心して受けられる体制を整えています。
健康のための一歩として、ぜひお気軽にご相談ください。