
胃カメラ検査
胃カメラ検査
「胃カメラ検査」と聞くと、「こわい」「つらい」と感じる方も多いのではないでしょうか。特に、初めての方にとっては、不安が大きいかもしれません。しかし、当院「おなかとおしりのクリニック東京大塚」では、患者様がリラックスして検査を受けられるよう、さまざまな工夫を行っています。
当院では、嘔吐反射が起こりにくく、より快適に受けられる経鼻内視鏡(胃カメラ)も採用しています。検査は経験豊富な内視鏡専門医が担当し、安全性と正確性に配慮した診療を行っています。また、検査中に緊張を和らげていただけるよう、内視鏡室では心地よい音楽を流しており、環境面でもリラックスしていただける工夫を凝らしています。鎮静剤を使用した眠ったまま終わる経口内視鏡(胃カメラ)も行っています。
さらに、検査後にゆっくりお休みいただける回復室(リカバリールーム)を完備。検査前後には、優しい看護師が丁寧にお声がけをし、安心して検査を終えられるようサポートいたします。
大塚駅南口から徒歩1分の当院は、アクセスが便利で、忙しい方でも気軽にご来院いただけます。胃の不調を感じたら、ぜひ早めにご相談ください。
こんな症状がある方は放置せず、はやめに胃カメラ検査を受けましょう。
胃カメラ検査(胃内視鏡検査)は、口または鼻から細いカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。
この検査により、胃炎・胃潰瘍・ピロリ菌感染・胃がんなどの病変を早期発見する事が可能です。特に、日本では胃がんが比較的多い病気のため、定期的な胃カメラ検査が重要です。
胃の検査には「胃カメラ検査」と「バリウム検査」があります。バリウム検査はX線を使用し、胃の形や大きな病変を確認するのに適しています。一方、胃カメラ検査は、胃の粘膜を直接観察し、より詳細な診断が可能です。
胃がんやピロリ菌のチェックを希望される方は、精密検査が可能な胃カメラ検査をおすすめします。
次に当てはまる方は一度、胃カメラ検査をおすすめします。
胃カメラ検査の正確性を高めるため、前日の食事には次の点に注意してください。
当日の検査をスムーズに進めるため、前日の準備は非常に重要です。
検査予約
胃内視鏡検査をご希望の場合、基本的には事前診察なしで予約の上、検査を受けていただけます。心配な方は事前に外来を受診していただき、診察ののちに予約をします。(お電話での予約の方は電話の際に胃内視鏡検査に関しての注意点をしっかりとご説明させていただきますので、事前受診は必要ありません)。
緊急性がある方は当日の検査も可能です。
検査前日
夕食は21時までに済ませてください。胃内に残渣として残りやすい食物(葉物野菜や根菜類、きのこや海藻類、こんにゃくやしらたきなど)は控えてください。
水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
検査当日
常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。水、お茶、スポーツドリンクは少量であれば摂取可能です。
検査
1.胃の中の泡を消泡剤で除去
胃の中で発生する泡というのは、検査の妨げになりますので、事前に消泡剤を服用して除去していきます。
2.局所麻酔を投与
検査前に局所麻酔をしますが、経鼻内視鏡は鼻腔にゼリー状の麻酔を、経口内視鏡では喉にゼリー状の麻酔または喉スプレーをしていきます。
3.検査開始
(検査着に着替え、)診察台(ストレッチャー)に横になっていただきます。
鎮静剤を投与する場合は点滴ルートを確保して、この時点で行います。鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます。
鼻もしくは口から内視鏡を挿入していき、食道、胃、十二指腸など内部の様子を一通り観察します。なお経鼻内視鏡であれば検査中でも、医師と会話する事が可能です。また病変が疑われる組織を採取し、詳細を顕微鏡で調べる事(生検)もあります。(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。
※検査時間:5〜10分程度
検査後
検査終了後はリカバリールームで休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明があります(鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません)。
*鎮静剤を使用した場合、車やバイク、自転車等の運転はできませんのでご注意ください。
検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
---|---|---|---|
胃内視鏡検査(観察のみ) | 1,500円 | 3,000円 | 4,500円 |
胃内視鏡検査+生検※ | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 |
※生検とは病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です。
※上記費用に診察料、薬剤料などが別途かかります。
近年、胃内視鏡検査(胃カメラ)を受ける際の負担を軽減するため、鎮静剤を選択できる医療機関が増えています。
鎮静剤とは、不安を和らげたり、軽い眠気を引き起こしたりする薬であり、麻酔薬とは異なります。胃内視鏡検査では、一般的にミダゾラムやプロポフォールといった鎮静剤が用いられます。当院ではミダゾラムを採用しており、静脈注射を行う事で、検査中の緊張や不快感を軽減できます。
鎮静剤の効き方には個人差があり、深く眠ってしまい検査中の記憶がほとんどない方もいれば、意識はあるもののリラックスした状態で検査を受けられる方もいます。なお、普段からお酒をよく飲まれる方や、睡眠薬・精神安定剤を服用している方は、鎮静剤の効果が弱まりやすい傾向があります。
鎮静剤を使用すると、一時的に血圧の低下や呼吸の抑制が起こる事があるため、安全管理のためにモニターで状態を確認しながら検査を行います。また、鎮静剤の影響が完全に抜けるまでには時間がかかるため、検査後はリカバリールームで1時間ほど休憩してからご帰宅いただきます。なお、検査当日は鎮静剤の影響で注意力や判断力が低下するため、自動車・バイク・自転車の運転は禁止されており、公共交通機関やご家族の送迎などの手段を確保しておく必要があります。
当院では、鎮静剤の使用は原則として経口内視鏡検査時に限定しています。経鼻内視鏡の場合、鎮静剤の影響でマウスピースの装着が難しくなったり、鼻血が出た際の処置に支障をきたしたりする可能性があるためです。
初めて胃内視鏡検査を受ける方や、嘔吐反射が出やすい方、過去に検査がつらかった経験がある方は、経鼻内視鏡や鎮静剤を使用した検査をご検討ください。当院は大塚駅南口から徒歩1分にあり、鎮静剤を使用した場合でも安心してご帰宅いただけます。
胃カメラ検査(胃の内視鏡検査)について不安や疑問がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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