

大腸内視鏡検査
最新の人工知能(AI)画像診断支援システムをエリアで初導入し、トップレベルの精度の最先端内視鏡検査を行っております。
また、患者さんの時間的な負担を軽減するため、同日に胃カメラと大腸カメラ両方を受けていただくことも可能です。ご検討されている方は外来にてご相談ください。

内視鏡専門医による検査
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医の医師が検査を行います。

リカバリールーム完備
鎮静剤の効果が切れるまでリカバリールームでしばらく休憩していただくため、安心してご帰宅できます(自動車、バイク、自転車などの運転はできませんのでご注意ください)。

検査後の苦痛を軽減する炭酸ガス送気
腸内に長時間空気が残らないために、「お腹の張り」「痛み」「違和感」を和らげる効果につながります。

鎮静剤を使用した苦痛の少ない内視鏡検査
眠っている状態で検査を行うため、苦痛を感じることなく終了します。

軸保持短縮法による検査
大腸カメラ検査は技術( 手技)の差が出やすい検査といえます。当院では、腸管にとってストレスが少ない、腸を押さずそのままの形を維持しながら挿入する軸保持短縮法にて検査を行っています。これにより検査時の苦痛を最小限に抑えることが期待できます。
こんな症状がてはまる方に、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)をお勧めします
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便に血が混じる
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便秘や下痢など便通異常がある
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大腸がん検診で便潜血反応が陽性の方
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大腸ポリープを切除したことがある
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血縁者に大腸がんに罹った人がいる
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40歳以上で一度も大腸の精密検査(内視鏡検査)を受けたことがない
大腸内視鏡検査でわかる疾患
大腸がん、肛門管がんなどの悪性腫瘍のほかに潰瘍性大腸炎やクローン病と言った炎症性腸疾患など幅広い疾患の診断が可能です。
検査前に外来受診をお願いします
患者様の症状や全身状態を把握させていただくために、検査前に外来受診をお願いします。
当院では複数の前処置薬をご用意しています。
患者さまお一人おひとりからお話を伺い、排便習慣や体調にあわせて適切な前処置薬を処方しています。
即日対応の日帰り大腸ポリープ切除
経験豊富な専門医・指導医による日帰り手術を積極的に行っています。内視鏡検査中に大腸ポリープや早期の大腸がんを認めた場合、病変の切除をその場で行います。
診断から治療までが一連の流れの中で行われるため、経済的・身体的・時間的負担が軽減されます。
当院では、安全性の高いコールドポリペクトミー(非通電切除)を導入しております。コールドポリペクトミーで対応できない病変に対しては、通常のポリペクトミー(通電切除)や内視鏡的粘膜切除術で対応します。
費用について
肛門手術項目
1割負担
3割負担
大腸内視鏡検査(観察のみ)
約 3,000 円
約 9,000 円
ポリープ切除(1臓器)
約 8,000 円
約 24,000 円
ポリープ切除(2臓器)
約 9,000 円
約 27,000 円
ポリープ切除(3臓器)
約 10,000 円
約 30,000 円
※診察代、採血代などは上記に含まれておりません。
※投薬や処置の内容によって金額は前後いたします。
※ポリープ切除の個数(部位数)により、費用が増えることがあります。

大腸内視鏡検査までの流れ
食事制限
検査前日は検査食を摂っていただきます。水やお茶、スポーツドリンクなどの飲み物はお摂りいただけますが、午後9時以降は何も食べないでください。
検査前準備
検査前準備
検査前日の就寝前に下剤を服用していただきます。
検査当日は十分に腸管内を洗浄するために検査の3時間半前からご自宅(または職場)で腸管洗浄液を服用していただきます。着替えやすい楽な服装でお越しください。検査前の準備のため、検査予約時間の30分前までに来院してください。
検査当日は、水やお茶などの透明な飲み物はお摂りいただけます。
検査
鎮静剤・鎮痛剤を点滴注射後に検査を開始します。
検査時間は場合によって長引く場合もありますが、目安は15分~20分程度です。
検査時に大腸ポリープや早期の大腸がんを認めた場合、その場で切除を行うことが可能です。
検査終了後
リカバリールームでお休みいただき、お帰りの前に検査結果をご説明いたします。
(組織検査やポリープ切除を行った場合は、約2週間後に外来で結果をご説明いたします。)
大腸内視鏡検査Q&A
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は痛いですか?
Q
A
当院では、鎮痛剤および鎮静剤を使用いたしますので多くの人はほぼ痛みを感じないか若干の不快感で終わります。
症状がなくても大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を受ける必要がありますか?
Q
A
大腸がんの治療は、早期発見早期治療が重要です。初期の大腸がんでは、ほとんど症状がでないので症状がなくても受けた方がいいと考えます。